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赤ちゃんと一緒に節分を祝おう
こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。もうすぐ節分ですね。
みなさんは毎年どのように節分を過ごされていますか?我が家では、子どもと一緒に恵方巻を作って、豆まきをするのが定番です。
節分という言葉には、「季節を分ける」という意味があるそうです。日本には四季がありますね。立春・立夏・立秋・立冬と4つあるうち、最初の立春が節分に当たります。
節分には「これから訪れる新しい一年。災いがないように」という思いが込められています。
離乳食期の赤ちゃんがいるご家庭なら、この子が無事に育ってほしいという願いにはひとかたならぬものがありますよね。
今回はそんな願いを込めて考えた、節分におすすめの離乳食レシピを紹介します。
・しらすと青のりの恵方巻風
・大豆の和風ポテトサラダ
・豆腐とイワシのつみれ汁
しらすと青のりの恵方巻風
軟飯で軟らかい太巻きを作ります。赤ちゃん用の太巻きには海苔を使わず、青のりを使います。海苔は、喉に引っかかる恐れがあるので赤ちゃんには与えません。
離乳食完了期からおすすめです。
【材料】
軟飯 100g(米50g・水100ml)
青のり 大さじ1
しらす 5g
にんじん 10g
きゅうり 5g
しいたけ 5g
すりごま ひとつまみ
かつお昆布だし 200ml
【作り方】
(あらかじめ米1:水2で、軟飯を作っておきます。)
1.100gの軟飯に、青のりを混ぜ入れます。
2.にんじん、きゅうりを2センチの千切り、しいたけを5ミリに切って、それぞれ別々にかつお昆布だしで軟らかくなるまで煮ます。
3.しらすはお湯で1分ゆでて塩抜きします。
4.ラップに、1を平たく敷いて、しらす、にんじん、きゅうり、しいたけ、すりごまをのせて巻きます。
5.赤ちゃんが食べやすい大きさに切ります。
▼ 詳しい作り方は、こちらの動画(1分37秒)をご覧ください。
大豆の和風ポテトサラダ
赤ちゃんはまだ福豆が食べられないので、大豆をポテトサラダに入れていただきましょう。
離乳食後期からおすすめです。
【材料】
ゆで大豆 15g
じゃがいも 30g
ほうれん草 5g
かつお昆布だし 大さじ1
【作り方】
1.じゃがいもの皮をむき乱切りにしてゆがきます。
2.大豆は一度下茹でし、薄皮をむいておきます。
3.ほうれん草は5ミリに切って、ゆがいて湯切りします。
4.じゃがいもをつぶして大豆、ほうれん草、だしで和えます。
▼ 詳しい作り方は、こちらの動画(1分28秒)をご覧ください。
豆腐とイワシのつみれ汁
いわしを食べやすく、つみれにしました。
離乳食後期からおすすめです。
【材料】
いわし 15g
豆腐 15g
小麦粉 小さじ1
ニラ 5g
かつお昆布だし 250ml
しょう油 0.5ml
【作り方】
1.いわしは下処理をして、開いて骨をとり包丁で細かくたたき、小麦粉と混ぜ合わせます。
2.豆腐を1センチ角に、ニラを5ミリに切ります。
3.鍋に入れたかつお昆布だしを火にかけ、沸騰したら1のつみれを小さい団子状にして入れていきます。ほかの材料も入れて煮こみます。
4.しょう油で風味づけして完成です。
▼ 詳しい作り方は、こちらの動画(1分51秒)をご覧ください。
福豆はいつから食べられる?
福豆というのは、豆まきに使う豆のこと。「年の数だけ食べるんだよ」と言われ、末っ子の私は家族のなかで一番食べる数が少なく、いつも悲しかったのを覚えています。
その福豆ですが、赤ちゃんはまだ食べないほうが良いでしょう。硬くて噛み砕けず、まる呑みしてしまったりすると喉に引っかけてしまう場合があります。
では、赤ちゃんと一緒に豆まきするにはどうすればいいでしょう?
私の保育所では、ビニール袋の角を切り、福豆を10粒ほど入れて括ったものを使用しています。
これをいくつか作って豆まきに使用します。拾いのこしがないように作った数を覚えておくと、片づける時も安心ですよ。
年に一度の節分。いつもより、ほんの少しだけ凝った離乳食で赤ちゃんと一緒に楽しみましょう!
次回予告
子どもの味覚を育てるために、離乳食期からできることがたくさんあります。次回は、覚えておきたい色々なだしの取り方をご紹介します。
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