ライター : 関谷 茜

グルメ&おでかけライター

中国や韓国で人気。「バター餅」が日本でも話題に

Photo by 関谷茜

近年、アジア発のスイーツが次々と日本でヒットしていますが、いま注目度が急上昇しているのが「バター餅」。

もともとは中国で「黄油年糕(ファンユニエンガオ)」として人気を集めたお菓子で、もっちりとした生地にバターを組み合わせた、背徳感のある味わいが大きな魅力です。

中国で火がついた理由。現地の盛り上がりを聞いてみた

Photo by 関谷茜

手作りのバター餅を販売する、高田馬場の中国茶館「虫二(ちゅうじ)」の店主・向井さんに話を伺うと、中国では2025年から「黄油年糕(ファンユニエンガオ)」ブームが急加速したのだそう。

きっかけのひとつが、大手お菓子チェーンによる商品化。店によっては朝のオープン直後に売り切れることもあったといいます。
現地では、そのリッチな味わいから「もっとも邪悪な食べ物(=背徳感があるほどおいしい)」と呼ばれ、SNSを中心に若い世代の間で話題になったのだとか。

韓国では「バタートック(버터떡)」として定着

Photo by 小嶋絵美

この波はすぐに韓国へも波及します。韓国ではお餅を意味する「トック」を使い、「バタートック(버터떡)」としてカフェの定番メニューに。

韓国では伝統菓子を現代風にアレンジしたスイーツが非常に人気で、お餅特有のもちもち感とバターのコクが組み合わさったこの味は、トレンドに敏感な層から圧倒的な支持を獲得!瞬く間にアジアを代表するトレンドフードへと成長しました。

日本でもじわじわ。新大久保やコンビニでも見かけるように

日本では「バター餅」という呼び名で定着。高田馬場の中国茶館「虫二」や新大久保の最先端カフェがいち早くメニューに取り入れたことをきっかけに、最近ではコンビニのデイリーヤマザキが商品化するなど、全国的な広がりを見せています。

結局、バター餅ってどんな食べ物?

Photo by 関谷茜

バター餅は、もち粉を使ったもっちり食感が魅力のひとつ。一見、フィナンシェのようですが、食感はまったく異なります。

Photo by 関谷茜

今回取材した「虫二」で提供されているバター餅は、もち粉にバターや卵、牛乳を合わせた生地をオーブンで焼き上げており、外は香ばしく、中は驚くほどもちもち。

焼き菓子のような香りと、お餅ならではの弾力を同時に楽しめました。

Photo by 関谷茜

バターの油脂分で表面が揚げ焼きのような状態になるため、外側はカリッとした食感に仕上がります。ひと口噛み締めると、もち粉ならではのもち〜っとした力強い弾力に驚き!

バターのリッチなコクがじゅわっと溶け合う感覚は、まさに新感覚。

購入したバター餅をおいしく食べる方法

Photo by 関谷茜

購入したバター餅を自宅で楽しむなら、食べる直前にリベイクするのがベスト。トースターで3分ほど焼き、そのまま1分余熱で置くことで、表面のカリッと感が復活し、まるでお店のような香ばしさが堪能できます。

また、好みの具材を挟んでアレンジを楽しむのもおすすめ。あんこやクリーム、ジャムなどを合わせれば、より贅沢なデザートに!
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