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豆苗とは?栄養・再生栽培・調理の魅力
豆苗は、発芽したばかりのえんどう豆(グリーンピース)の若菜です。ほのかな豆の香りとシャキシャキした食感が特徴の緑黄色野菜で、植物工場で生産されるため、年間を通して価格が安定しています。
節約志向の家庭にぴったりな常備野菜として人気を集めていますよ。
節約志向の家庭にぴったりな常備野菜として人気を集めていますよ。
体に嬉しい! 抜群の栄養バランス
豆苗は、豆類と葉物野菜の栄養を兼ね備えたバランスの良い野菜です。
タンパク質やビタミンB群、β-カロテン、ビタミンCなど、健康維持に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。
タンパク質やビタミンB群、β-カロテン、ビタミンCなど、健康維持に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。
育てて楽しい! 手軽に再生栽培
豆苗は「リボベジ(リボーンベジタブル)」の代表格。調理後に根を水に浸けておくと、約1週間で新しい芽が伸び、再び収穫できます。
うまく育てば、購入した1束で最大3回楽しめるコスパの良さも魅力です。
うまく育てば、購入した1束で最大3回楽しめるコスパの良さも魅力です。
作って簡単! 調理がしやすく食育にも
火の通りが早く、生でも食べられる豆苗は、調理がとても簡単。キッチンバサミと電子レンジがあれば、手軽にひと品が完成します。
「育てる・調理する・食べる」の体験ができるため、食育にも最適です。
「育てる・調理する・食べる」の体験ができるため、食育にも最適です。
“お助け野菜”豆苗の30年の歩み
シェアNo.1企業から一転、倒産の危機
村上農園は1978年に「かいわれ大根」の生産会社として設立され、約20年で市場シェアNo.1を獲得しました。
しかし1996年、大阪府堺市で発生したO-157による集団食中毒事件で、かいわれ大根が原因と疑われ、出荷量が激減。翌年も同様の事件が続き、売上は半減。業界全体が打撃を受け、同業者の倒産が相次ぎました。
しかし1996年、大阪府堺市で発生したO-157による集団食中毒事件で、かいわれ大根が原因と疑われ、出荷量が激減。翌年も同様の事件が続き、売上は半減。業界全体が打撃を受け、同業者の倒産が相次ぎました。
新商品「豆苗」が会社を救う!?
そんな危機を救ったのが、1995年12月に発売された新商品「豆苗」でした。中国の高級食材だった豆苗を水耕栽培で生産し、手頃な価格で販売。
当初は少量生産でしたが、かいわれ大根の売上減少を受け、全社を挙げて豆苗の販促に注力しました。社員総出で試食販売や飲食店への営業をおこない、調理方法の提案も積極的に実施。
この取り組みが功を奏し、業績はV字回復。豆苗は“家計のお助け野菜”として定着しました。
当初は少量生産でしたが、かいわれ大根の売上減少を受け、全社を挙げて豆苗の販促に注力しました。社員総出で試食販売や飲食店への営業をおこない、調理方法の提案も積極的に実施。
この取り組みが功を奏し、業績はV字回復。豆苗は“家計のお助け野菜”として定着しました。
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