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EU食材は品質や安全性の高さに定評あり!

Photo by おうちごはん編集部

▲(左から)原産地呼称保護(POD)、地理的表示保護(PGI)、EUオーガニック認証ラベル
EU食材は、ヨーロッパの多様な土壌や気候、文化、そして伝統的な技と知恵を持つ職人たちによって作られてきました。種類が豊富で信頼性が高く、質の良いものが多いのが特徴です。

また、製品の品質や安全性を保証するため、ヨーロッパ独自の「品質認証制度」が設けられています。これは特定の製品を保護し、伝統的な生産方法を推進する仕組みで、私たち消費者は3種類の認証ラベルで確認できます。

3種類のラベルで品質と安全性を確認

EUの認証ラベルとは、EUが定めた基準を満たした製品に付与されるマークのこと。以下の3種類があります。

1. 原産地呼称保護(PDO)
生産・加工・調理のすべてが特定の地域で行われた製品に付与されます。


2. 地理的表示保護(PGI)
地域と製品名との関係を認めるもので、生産段階のうち少なくともひとつがその地域で行われた製品に与えられます。


3. EUオーガニック認証ラベル
95%以上が有機原料で構成され、残りも承認原料のみ。生物多様性や動物福祉に配慮し、限られた資源を責任をもって活用していることを示します。


EU食材を選ぶ際は、ぜひこれらのラベルをチェックしてみてくださいね。

バラエティ豊か!魅力的なEU食材をご紹介

EU食材にはどんなものがあるのでしょうか?ここでは一部をご紹介します。

オリーブオイル

Photo by おうちごはん編集部

温暖な南欧はオリーブ栽培に最適で、世界的に有名な生産地。オリーブオイルは長い歴史を持ち、品質や安全性は厳しい基準で管理されています。

肉類

Photo by おうちごはん編集部

EUの牛や豚は一頭ごとに登録され、飼育から流通まで厳格に管理されています。脂身が少なく高タンパクで、ヘルシーなのが特徴です。

果物・野菜

Photo by おうちごはん編集部

EU産の果物や野菜は色鮮やかで料理を彩ってくれます。地域ごとの保存技術や農薬規制により、安全・安心に栽培されています。
そのほか、ワインやビール、蒸留酒、乳製品、パスタやシリアル、チョコレート、ジャムなども豊富。どれも「品質・本物・持続性・安全性」が重視され、日本の食文化との相性も抜群です。

新たなおいしさ発見!EU食材で作るアレンジレシピ

EU食材はアイデア次第で幅広いアレンジが可能。今回は6名の人気料理インフルエンサーが、それぞれ2品のレシピを考案してくれました。

Tammy* さんの「ペンネキッシュ」と「グリンピースのスープ 」

Photo by Tammy* さん(@t_ammy)

使用食材:デンマーク産「ダナブルPGIチーズ(ブルーチーズ)」、イタリア産「パスタ・ディ・グラニャーノ PGI(ペンネ)」、スペイン産「オーガニックグリンピース」、スロバキア産「カラパツカー・ペルラPDO(白ワイン)」、クロアチア産「オリーブオイル」

・「グリンピースのスープ 〜ブルーチーズと白ワインの香りを添えて〜」
温かくても冷たくても楽しめるスープ。素揚げした蓮根をトッピングし、和と洋の融合を堪能できます。

・「桜エビ香る、グリンピースとブルーチーズのペンネキッシュ」
パイ生地なしで作るペンネ入りキッシュ。桜エビと白味噌を加えて香ばしく仕上げています。

かおしさんの「ライ麦パンのオープンサンド」

Photo by かおしさん(@cao_life)

使用食材:ラトビア産「ライ麦パン」、ルーマニア産「プラムマジュン」、エストニア産「蜂蜜」、フィンランド産「マッカラ」、ギリシャ産「ハニア・クリティス PGIオリーブオイル」

・「ライ麦パンのオープンサンド(お食事系)」「ポテトマッカラ」「バナナプラムヨーグルト」
具材はクリームチーズ、スモークサーモン、紫玉ねぎ。マッカラはマッシュポテトを詰めて焼き上げます。ヨーグルト×プラムマジュンも相性抜群。

・「ライ麦パンのオープンサンド(甘い系)」「マッカラと野菜の彩りスープ」
ライ麦パンにクリームチーズとプラムマジュンを塗り、ナッツと蜂蜜をトッピング。マッカラはそのままスープに入れ、旨味たっぷりの一皿に。

むつみさんの「照り焼きチーズステーキ」と「カリフラワーカレーチャーハン」

Photo by むつみさん(@m__prost)

使用食材:アイルランド産「グラスフェッド ビーフPGI サーロイン」、オランダ産「ゴーダ・ホラントPGI チーズ」、ルクセンブルグ産「ピノ・ノワール」、ポルトガル産「カリフラワーライス」、オーストリア産「シュタイリッシェス・キュルビスケルネール PGI パンプキンシードオイル」

・「照り焼きチーズステーキ」
グラスフェッドビーフにゴーダチーズ入りの照り焼きソースをかけた豪華な一品。ワインとの相性も抜群です。

・「カリフラワーカレーチャーハン」
ごはんの代わりにカリフラワーライスを使用しヘルシーに。カレー味に醤油をプラスし、パンプキンシードオイルで仕上げています。

sanaさんの「ベーグル」と「スタッフドバゲット」

Photo by sanaさん(@sanaluke2)

使用食材:リトアニア産「オーガニックてんさい糖」、チェコ産「いちごとナッツのグラノーラ」、ドイツ産「オーガニックダークチョコレート75%」、ブルガリア産「ひまわりの種」、ラトビア産「ドライクランベリー」

・「いちごとナッツのグラノーラとダークチョコのベーグル」
グラノーラとダークチョコを練り込んだ生地をリング状に成形し焼き上げます。甘さ控えめで食べやすいベーグルです。

・「クランベリーとひまわりの種のチーズディップのスタッフドバゲット」
くり抜いたバゲットにクリームチーズ・ひまわりの種・ドライクランベリーを詰めた簡単おしゃれな一品。ワインやアペタイザーにぴったり。

@stillabanさんの「ラップサンド」と「ガリバタオイスターソース炒め」

Photo by @stillabanさん

使用食材:ポーランド産「グラスフェッドビーフ」、ベルギー産「オーガニックバター」、フランス産「ロートレック アイユ ローズ PGI にんにく」、スロベニア産「天日塩」、スロベニア産「ゴリシュカ・ブルダ PDO ワイン(シャルドネワイン)」

・「YAKUMI(薬味)たっぷりビーフラップサンド」
わさびマヨを塗ったトルティーヤに、赤身肉、薬味、ガーリックチップを包みます。肉の旨味と薬味が好相性。

・「細切り牛肉とにんにく、ブロッコリー、エリンギのガリバタオイスターソース炒め」
牛肉とにんにく、ブロッコリー、エリンギを炒め、発酵バターの香りとオイスターソースのコクをプラス。ごはんにもワインにも合います。

マユミリオンさんの「重ね焼き」と「ビーツとマグロの薬味タルタル」

Photo by マユミリオンさん(@mayumillion)

使用食材:デンマーク産「ランチョンミート」、キプロス産「ハルミPDOチーズ」、スウェーデン産「レッドビーツ」、マルタ産「マルタシーソルト」、ハンガリー産「トカイPDOワイン」

・「ポークランチョンミート・ハルミチーズ・豆腐のベシャメルソースの重ね焼き」
味噌風味の豆腐ベシャメルソースを塗り重ねて焼いた、ボリューム満点のメイン。肉とチーズの相性が抜群です。

・「ビーツとマグロの薬味タルタル~白ワインソース~」
マグロに爽やかなビーツと薬味を合わせ、ワインソースで仕上げた一品。手軽に作れて華やかさも抜群です。

EU食材を使ったアレンジレシピを楽しもう

前菜、スープ、メインまで幅広く活用できるEU食材。桜エビや味噌、蓮根、大葉、みょうが、豆腐など、日本の食材とも相性が良く、新しいおいしさを発見できます。

毎日の食卓にEU食材を取り入れて、日本食材との組み合わせを楽しんでみませんか?
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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