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「床に物を置かないで」と頼んだら、思わぬ発見と気づきがあった
筆者は基本的に、床に物を置かない主義。部屋が散らかって見えるのが嫌なのもありますが、一番の理由は、掃除機をかけるたびに物を持ち上げるのが面倒だからです。
ゴミ箱は仕方なく床に置いているものの、それですら掃除のときに邪魔だと感じています。
ゴミ箱は仕方なく床に置いているものの、それですら掃除のときに邪魔だと感じています。
一方、夫は床に物を置くことを気にしないタイプ。悪気なく、あちこちに物を直置きしてしまいます。
これまではあまり気にしていなかったのですが、ある日ランニング中に転んで膝を痛めてしまい、立ち座りが少し不自由になりました。そこで「床に物を置かないでほしい」とお願いしてみたところ、思いがけない発見や気づきがあったのです。
本記事ではそんなやりとりを通して見えたことをお伝えしたいと思います。
これまではあまり気にしていなかったのですが、ある日ランニング中に転んで膝を痛めてしまい、立ち座りが少し不自由になりました。そこで「床に物を置かないでほしい」とお願いしてみたところ、思いがけない発見や気づきがあったのです。
本記事ではそんなやりとりを通して見えたことをお伝えしたいと思います。
リビングはまだしも、夫の部屋が特に掃除しにくかった
我が家は夫婦2人暮らし。小さな子どもがいないので、リビングの床におもちゃが転がっていることはありませんが、リュックやヘルメットなどが直置きされていることはしょっちゅうです。
掃除機をかけるたびに、それらをソファやテーブルの上に移動させるのはなかなか面倒でした。
掃除機をかけるたびに、それらをソファやテーブルの上に移動させるのはなかなか面倒でした。
リビングはまだいいとして、もっと厄介なのは夫の部屋。彼は音楽、映像、カメラ、バイク、映画……と多趣味なので、クローゼットに入り切らない物たちがあれこれ床に置かれているんです。
勝手に場所を移動させるのもどうかと思い、持ち上げて掃除機をかけてはまた元に戻していたのですが。膝を傷めてからは、この作業がしんどくなってしまいました。
勝手に場所を移動させるのもどうかと思い、持ち上げて掃除機をかけてはまた元に戻していたのですが。膝を傷めてからは、この作業がしんどくなってしまいました。
リビングは困りごとが解消されたものの…
「床に物を置かないでほしい」と頼むと、夫は躊躇せずあっさりと快諾。「置き場所を決めてくれればそこに置くよ」と言ってくれたので、家に元々あったスツールの上を夫の荷物置き場にしました。
すると効果てきめん!床に物が置かれることは一切なくなり、掃除機がけがラクになったんです。部屋もすっきりとして、広々と見えるようになりました。
定位置を決めただけで困りごとを解消できるなんて……。思いがけない発見です。
すると効果てきめん!床に物が置かれることは一切なくなり、掃除機がけがラクになったんです。部屋もすっきりとして、広々と見えるようになりました。
定位置を決めただけで困りごとを解消できるなんて……。思いがけない発見です。
夫の部屋も、一時期はすっきりと片付いて掃除しやすくなったのですが……。残念ながら、いつの間にかまた元に戻ってしまいました。
多趣味で物が多いうえに、収納が少ない部屋なので、これはもう仕方がないこと。掃除機をかけにくい状況は今も続いていますが、膝が治ったので「まあいっか」と割り切っています。
多趣味で物が多いうえに、収納が少ない部屋なので、これはもう仕方がないこと。掃除機をかけにくい状況は今も続いていますが、膝が治ったので「まあいっか」と割り切っています。
価値観は人それぞれ。ルールを決めるのは違うかも
筆者は床に物を置きたくないタイプですが、夫は気にしないタイプ。価値観は人それぞれなので、「家庭内で一律のルールを決めるのは違う」というのが今回出した結論です。
相手に変わってもらうのではなく、自分の考え方を柔軟にすることも時には大切。「こうあるべき」にこだわらないほうが心が軽くなるということを、今回の件であらためて再認識しました。
リビングだけでもスッキリしたのでもうじゅうぶん満足。転んで以来ランニングをさぼっている自分にとって、夫の部屋の掃除はいい運動と言えるでしょう。
相手に変わってもらうのではなく、自分の考え方を柔軟にすることも時には大切。「こうあるべき」にこだわらないほうが心が軽くなるということを、今回の件であらためて再認識しました。
リビングだけでもスッキリしたのでもうじゅうぶん満足。転んで以来ランニングをさぼっている自分にとって、夫の部屋の掃除はいい運動と言えるでしょう。
床に物を置くデメリットと、床に物を置かないメリット
床に物を置くと、掃除がしにくくなるだけでなく、このようなデメリットがあります。
床に物を置くデメリット
- 掃除がしにくい
- 部屋が散らかって見える
- 動線が妨げられて暮らしにくくなったり、つまずいたりする可能性がある
- 視覚的ストレスとなり、人によっては集中力が低下する
- 定位置が決まっていないと物を見つけにくい
- 荷物の下に湿気やホコリが溜まり、ダニやカビの温床になる
逆に床に物を置かないと、このようなメリットがあります。
床に物を置かないメリット
- 掃除がしやすくなる
- 部屋がすっきりして広く見える
- 動線が確保されて生活しやすくなる
- 整理整頓の意識が高まる
- ダニやカビの温床を減らせる
- 物の定位置が決まり、探し物が減る
向いている人・向かない人
個人的には、床には物を置かないほうが生活しやすいと思っていますが、実践するには向き・不向きがあります。具体例はこの通りです。
「床に物を置かない」が向いている人
- 掃除をラクにしたい人
- 部屋をすっきりと見せたい人
- 物の定位置を決めたり、片付けたりすることにストレスを感じない人
- 小さな子どもや高齢者と暮らしていて、つまずきを防止したい人
- ホコリ、ダニ、カビを少しでも防ぎたい人
「床に物を置かない」が向かない人
- 物の定位置を決めるのが苦手な人
- 趣味や仕事などで、頻繁に使う物が多い人
- 忙しくて片付けに手がまわらない人
- 床に物を置きたい家族がいる人
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※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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