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東美濃エリアとは?古き良き歴史街道を堪能
岐阜県東美濃地域を横断する中山道は、宿場町や石畳など江戸時代からの景観が色濃く残され、歴史と文化が交差する魅力的なエリアとして昨今人気を集めています。
本記事では、そんな岐阜県東美濃の路線地域特有である食文化や、伝統工芸にも触れられるおすすめの観光エリアをお届けします。
本記事では、そんな岐阜県東美濃の路線地域特有である食文化や、伝統工芸にも触れられるおすすめの観光エリアをお届けします。
風情を楽しむ中山道散策
中山道(なかせんどう)は江戸時代に整備された五街道のひとつで、江戸(現在の東京)と京都を結ぶ主要な街道です。東海道が太平洋寄りに対し、中山道は岐阜県や長野県などの内陸部を通っています。
全長約530kmもある街道には、69もの宿場町が点在。自然のなかにある石畳の道など、日本ならではの風情が感じられる昔ながらの風景が残っており、中山道散策を楽しむために海外の旅行者もたくさん訪れているそう。各所を巡る旅は、本物の日本の歴史ロマンが堪能できます。
今回少し散策した場所は、中山道落合宿。江戸から44番目の宿場町です。 「落合の石畳」は馬籠宿と落合宿の間にあり、歴史街道の言葉がぴたりとくる石畳が全長840mほどに渡って続いています。
遠くまできれいな情景が続き、多少の歩きづらさはありつつも足場はしっかりとしているため、はじめての中山道散策にもぴったりの場所です。
遠くまできれいな情景が続き、多少の歩きづらさはありつつも足場はしっかりとしているため、はじめての中山道散策にもぴったりの場所です。
馬籠宿で歴史とグルメを堪能
東美濃を訪ねる際に外せないのが馬籠宿(まごめじゅく)。中山道江戸から43番目の宿場町で、木曽11宿の一番南に位置します。峠の急坂に佇む宿場で、坂の斜面に沿った石畳の街並みが特徴。
馬籠は、文学者である島崎藤村の出生地であり、『夜明け前』に描かれた舞台。馬籠宿内には藤村記念館があり、約7,500点の資料が展示され、多くの文豪ファンや観光客が訪れています。
古き良きお店が並び、馬籠宿ならではのグルメを堪能できます。ここへ来たら必ず食べてほしいのが、栗ふく。食べ歩きにもおすすめです。
カステラ風の生地に栗あんと栗がひとつが入っていて、ほんのりと甘く素朴な味わいが楽しめます。
おやきや五平餅なども人気で、グルメだけでなく工芸品やお土産が購入できる場所もあります。どこも情緒溢れる店構えと、温かみのある接客でほっこりしました。
名物五平餅の食べ比べ
東美濃一帯で愛される郷土の味覚である五平餅。流通経路が整備されたことが影響して、今や全国各地に広まっている五平餅ですが、わらじ型を思い浮かべる方が多いはず。
実は、ひと口に五平餅と言っても、わらじ型以外にだんご型、きりたんぽ型などさまざま。タレも味噌の種類はもちろん、しょうゆを使っていたりなど地域によって異なります。
東美濃地域では、くるみ、ごま、落花生などをすりつぶしたものがよく使われていたり、今回食べたのは2種類ですが、どちらもだんご型でした。同じ地域でも、お店によって個性があるので、食べ比べするのもおすすめです。
実は、ひと口に五平餅と言っても、わらじ型以外にだんご型、きりたんぽ型などさまざま。タレも味噌の種類はもちろん、しょうゆを使っていたりなど地域によって異なります。
東美濃地域では、くるみ、ごま、落花生などをすりつぶしたものがよく使われていたり、今回食べたのは2種類ですが、どちらもだんご型でした。同じ地域でも、お店によって個性があるので、食べ比べするのもおすすめです。
東美濃エリアの中津川市・恵那市だけでも五平餅を食べられるお店が70店舗以上もあります。
写真の五平餅は、 JR恵那駅から徒歩2分の位置にある五平餅の専門店「あまから」で食べたもの。
創業70年の「あまから」は、砂糖しょうゆのベースに、ごまとクルミが入った濃厚なタレが特徴的。タレ自体が重くなく、小ぶりのだんご型なので、サクッと食べられます。
写真の五平餅は、 JR恵那駅から徒歩2分の位置にある五平餅の専門店「あまから」で食べたもの。
創業70年の「あまから」は、砂糖しょうゆのベースに、ごまとクルミが入った濃厚なタレが特徴的。タレ自体が重くなく、小ぶりのだんご型なので、サクッと食べられます。
馬籠宿にある「馬籠館」では、五平餅作り体験も実施。※要予約
ご飯を臼でつぶして成形、串に刺して焼くところまで、スタッフの方に教えてもらいながら楽しく作れますよ。所要時間はおおよそ30~40分。
実際の工程が知れることで、五平餅ってこうやってできてたんだ!と改めて実感することができました。家族でも体験できるので、お子さんの食育体験にもぴったりです。
実際の工程が知れることで、五平餅ってこうやってできてたんだ!と改めて実感することができました。家族でも体験できるので、お子さんの食育体験にもぴったりです。
「あまから」よりも丸みを帯びただんご型だったのでボリュームがありましたが、こちらもタレ自体が重くないので、とても食べやすかったです。自分で作ったのもあり、愛着もありながらおいしくいただきました。
体験プランの概要
【体験時間】
土日祝の①10:00~11:00、②12:00~13:00
【体験コース】
①1,500円コース 3,4本五平餅が作れるプラン
②2,000円コース 6,7本五平餅が作れるプラン(家族におすすめ)
※10名様以上の団体、グループでの体験も可能。その場合はお電話にて店舗に直接お問い合わせください。
土日祝の①10:00~11:00、②12:00~13:00
【体験コース】
①1,500円コース 3,4本五平餅が作れるプラン
②2,000円コース 6,7本五平餅が作れるプラン(家族におすすめ)
※10名様以上の団体、グループでの体験も可能。その場合はお電話にて店舗に直接お問い合わせください。
中山道広重美術館で歴史に触れる
さらに歴史に触れたいなら「中山道広重美術館」に行くのもおすすめ。中山道の自然豊かな風景や道中の人々を描いたシリーズが有名な浮世絵師/歌川広重などを見ることができます。
浮世絵ナビルームにある「重ね摺り体験コーナー」では、浮世絵の摺りの工程が疑似体験できますよ。
浮世絵ナビルームにある「重ね摺り体験コーナー」では、浮世絵の摺りの工程が疑似体験できますよ。
中山道広重美術館
〒509-7201
岐阜県恵那市大井町176−1
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