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雛人形を飾る日はいつがいい?
節分が過ぎると、次は雛人形を出すタイミングが気になるという方は多いのではないでしょうか?ですが、お日柄の良い日を選んだほうが良いのか、気にせず時間があるときで良いのかなど、いつ飾ったら良いか分からないという声もあるようです。
古くから、「雛人形は雨水(うすい)に飾るのが好ましい」といわれています。そこで、雨水とは何日を指すのか、なぜ雨水に飾ると良いのかなどを掘り下げて解説します!
古くから、「雛人形は雨水(うすい)に飾るのが好ましい」といわれています。そこで、雨水とは何日を指すのか、なぜ雨水に飾ると良いのかなどを掘り下げて解説します!
2025年に雛人形を飾るならこの日から!
雨水は立春から15日目になるため、2025年の雨水は2月18日(火)~3月4日(火)にあたります。3月3日が雛祭りなので、3日より前に飾るのがおすすめです。
地球と太陽の位置関係によって日にちが変わることも
二十四節気は太陽の動きを元に決められています。地球が公転する周期によって太陽との位置関係が少しずつ変わるため、立春がずれることも。立春が1日ずれると、雨水の時期も変わります。
二十四節気は国立天文台が毎年2月に翌年分を発表しているので、事前にチェックしておくのも良いですね。
二十四節気は国立天文台が毎年2月に翌年分を発表しているので、事前にチェックしておくのも良いですね。
二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」とは?
日本では古くから、四季を6つに分けた二十四節気(にじゅうしせっき)という太陽の動きを元にした暦が用いられています。春分や秋分、冬至などなじみのある言葉も二十四節気のひとつ。
雨水も二十四節気で、冬から春へ移り変わる時期のこと。冷たい雪が春のあたたかい雨に変わり、草木が芽吹きはじめる頃を表しています。雪解けにより田んぼや畑が潤うことから、古くから農作業の準備に取り掛かる目安とされていますよ。
雨水も二十四節気で、冬から春へ移り変わる時期のこと。冷たい雪が春のあたたかい雨に変わり、草木が芽吹きはじめる頃を表しています。雪解けにより田んぼや畑が潤うことから、古くから農作業の準備に取り掛かる目安とされていますよ。
雨水に雛人形を飾ると良いといわれる理由
では、なぜ雨水に雛人形を飾ると良いといわれるのでしょうか?その理由は、雛人形の起源にさかのぼります。
雛祭りの正式名称である上巳の節句(じょうしのせっく)は、草木や紙で作った人形(ひとがた)を水に流す行事でした。自身の穢れを流すことで厄を払い、幸せを祈願したといわれています。
また、昔は乳幼児が亡くなってしまうことが多かったことから、子供の成長や無事を願い、雛人形を川に流して厄除けをする風習が広がりました。
しだいに雛人形が豪華で立派なものになったため、川に流すのではなく飾る形に変化したものの、このように古くから雛人形と水には深いつながりがあるんですよ。
子供の成長や幸せを願い、水が豊かになる雨水に雛人形を飾る風習は今でも受け継がれています。
雛祭りの正式名称である上巳の節句(じょうしのせっく)は、草木や紙で作った人形(ひとがた)を水に流す行事でした。自身の穢れを流すことで厄を払い、幸せを祈願したといわれています。
また、昔は乳幼児が亡くなってしまうことが多かったことから、子供の成長や無事を願い、雛人形を川に流して厄除けをする風習が広がりました。
しだいに雛人形が豪華で立派なものになったため、川に流すのではなく飾る形に変化したものの、このように古くから雛人形と水には深いつながりがあるんですよ。
子供の成長や幸せを願い、水が豊かになる雨水に雛人形を飾る風習は今でも受け継がれています。
水の神様が良縁を結んでくれるという説も
雨水に雛人形を飾ると良縁に恵まれる、ともいわれています。諸説あるものの、水の神様は子宝や安産のご利益があるとする地域があることから、雨水に雛人形を飾ると良い人に巡り合って子宝に恵まれるという言い伝えが広まったと考えられています。
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