目次
小見出しも全て表示
閉じる

ショコラ王国・ベルギーから「Yasushi SASAKI」が日本に本格進出!
2025年のバレンタインシーズンに、ショコラの王国ベルギーの首都ブリュッセルに店舗を構える日本人オーナーパティシエ・佐々木靖さんの手がける「Yasushi SASAKI(ヤスシ ササキ)」が、全国に規模を広げてバレンタインシーズンに日本に上陸します!
日本人初の快挙を成し遂げたショコラティエが作るチョコレート
佐々木靖氏(以下:佐々木氏)は、ミシュランガイドと並ぶ権威のレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ』にて、2024年に日本人ではじめて最優秀賞に認定され、快挙を成し遂げたショコラティエ。
そんな佐々木氏のブランド「Yasushi SASAKI」が、2025年2月のバレンタインシーズンより日本での販売を本格的に開始します。
本記事では、「Yasushi SASAKI」のチョコレートをレビュー!ベルギー在住の佐々木氏にチョコレート作りや日本進出に対する想いをお伺いしました。
そんな佐々木氏のブランド「Yasushi SASAKI」が、2025年2月のバレンタインシーズンより日本での販売を本格的に開始します。
本記事では、「Yasushi SASAKI」のチョコレートをレビュー!ベルギー在住の佐々木氏にチョコレート作りや日本進出に対する想いをお伺いしました。
オーナーパティシエ 佐々木靖さん
1972年奈良県生まれ。ベルギー在住30年以上の日本人パティシエ / ショコラティエ。チョコレートを使った作品も制作し、『チョコレートアーティスト』の一面も持つ。
1991年にベルギーに移住後、C.E.R.I.A専門学校で製菓と製パン技術を習得。卒業後、ベルギーの名門「パティスリー・マイユ」で11年間修業し、2007年にブリュッセルに自身の店舗「パティスリー・ショコラトリー ヤスシ ササキ」を開業。ベルギーに500店以上あるチョコレート店の中で、唯一の日本人オーナーパティシエ。
日本の職人気質とベルギーの伝統製法を融合させた、香りを活かしたチョコレート製法が評価され「香りの魔術師」とも呼ばれている。
1991年にベルギーに移住後、C.E.R.I.A専門学校で製菓と製パン技術を習得。卒業後、ベルギーの名門「パティスリー・マイユ」で11年間修業し、2007年にブリュッセルに自身の店舗「パティスリー・ショコラトリー ヤスシ ササキ」を開業。ベルギーに500店以上あるチョコレート店の中で、唯一の日本人オーナーパティシエ。
日本の職人気質とベルギーの伝統製法を融合させた、香りを活かしたチョコレート製法が評価され「香りの魔術師」とも呼ばれている。
日本へ本格進出するまでの経緯やショコラティエを目指したきっかけ
ーーショコラティエになったきっかけ、これまでのご経歴を教えていただけますでしょうか?
佐々木氏 90年代はパティシエの一貫としてチョコレートを勉強していました。パティシエとして仕事をしてきて、そのなかにはショコラティエも含まれていましたが、2000年代から市場がチョコレートに力を入れるようになり、それに伴って「いつかは本格的にチョコレート市場に参入したい」と思うようになりました。
とはいえ、チョコレートに本格的に参入するにしても、やはり実績や名前は必要になります。そんななか昨年(2024年)ベルギールクセンブルクの食の情報誌『Gault&Millau(ゴ・エ・ミヨ)』で、日本人として初めて最優秀ショコラティエに選んでいただけました。
これをきっかけに、ショコラティエに転向しようかなと思い、いまに至ります。転向すると言っても決してパティシエをやめるのではなく、チョコレートの方に注力していこうという考えです。
とはいえ、チョコレートに本格的に参入するにしても、やはり実績や名前は必要になります。そんななか昨年(2024年)ベルギールクセンブルクの食の情報誌『Gault&Millau(ゴ・エ・ミヨ)』で、日本人として初めて最優秀ショコラティエに選んでいただけました。
これをきっかけに、ショコラティエに転向しようかなと思い、いまに至ります。転向すると言っても決してパティシエをやめるのではなく、チョコレートの方に注力していこうという考えです。
『ゴ・エ・ミヨ』で最優秀賞に認定されたことで認知が拡大
ーーやはり『ゴ・エ・ミヨ)』の反響は大きかったのでしょうか?
佐々木氏 そうですね。数々のコンクールに挑戦してきて、これまでは同業者の世界で認められることが意味を持つと思っていましたが、「Gault&Millau(ゴ・エ・ミヨ)」の世界では、まったくそうではありませんでした。
同業者間でどれだけコンクールなどで知名度を上げても、専門分野なので一般の人には届かないんですよね。『ゴ・エ・ミヨ』に掲載されたことで一番感じたのは、一般の方々への影響力の大きさでした。
同業者間でどれだけコンクールなどで知名度を上げても、専門分野なので一般の人には届かないんですよね。『ゴ・エ・ミヨ』に掲載されたことで一番感じたのは、一般の方々への影響力の大きさでした。
ーー苦労したことや辛かったこともあると思いますが……。
佐々木氏 一筋縄でいかないことはたくさんありましたね。苦労はありましたが諦めずに、すべてが過程だと思ってとにかくいろいろなことに挑戦してきました。
足を止めずに前進して少しずつ上昇していくこと、そして何より好きなことを仕事にしているから楽しみながら進んでいくことをこれからも大切にしていきたいですね。
足を止めずに前進して少しずつ上昇していくこと、そして何より好きなことを仕事にしているから楽しみながら進んでいくことをこれからも大切にしていきたいですね。
チョコレート作りへのこだわりと思い
ーーバレンタイン市場におけるチョコレートへの熱は年々高まり、さまざまな商品が登場していますが、チョコレート作りにかける思いやこだわりはどんなところにありますか?
佐々木氏 まず、みなさんに喜んでもらえるチョコレートを作りたいと思っています。これは私が感銘を受けたベルギーの名店「Patisserie MAHIEU(パティスリーマイユ)」のオーナーの考えが影響しています。みんなに喜んでもらえるチョコレートを前提として、そこに自分の個性を落とし込んでいきます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
チョコレート(フード)に関する記事
チョコレート(フード)の人気ランキング