Amazonのほしい物リストを送る前に受取人を匿名にする方法

ネット上で、自分の名前や住所を知らない相手にほしい物リストを共有する場合は、身バレしないように気をつけたいですよね。設定方法は、先述したほしい物リストの送り方でも触れましたが、送る前に正しく設定できているか確認しておくのがおすすめです。

まず必要なのが、名前の設定です。リストのページ上部にある「…」をタップして「リストの設定」へ進み、「受取人」を本名以外のハンドルネームやニックネームに変更してください。

あわせて気をつけたいのが、住所の設定です。「お届け先住所」は、届けてほしい住所を選ぶか「新規作成する」をタップして入力します。

このときに、指定した「お届け先住所」の「配送先住所を出品者と共有する」のチェックが外れているか必ず確認してください。チェックが入っていると、相手に住所がバレてしまう場合があります。

設定ができたら、最後に「変更を保存」ボタンを押すのも忘れないようにしましょう。

Amazonほしい物リストの送り方の注意点

Amazonのほしい物リストの送り方には、いくつか注意点もあります。送る前に知っておきたいポイントについて解説するので、チェックしておいてくださいね。

ギフト用の住所を登録していないと相手が商品を送れない

ほしい物リストの「お届け先住所」の欄は、入力せず「登録しない」のままにしておくこともできます。しかし、住所を登録していないと、相手がほしい物リストから商品を送れません。送ってもらうには、「お届け先住所」を登録するか、相手に住所を手入力してもらう必要があります。

すでに自分の住所を知っている相手なら手入力してもらうのもよいかもしれませんが、匿名で受け取りたいなら事前に「お届け先住所」を登録しておくとスムーズです。「配送先住所を出品者と共有する」のチェックが外れているかどうかも、忘れずに確認してくださいね。

相手には住所のうち都道府県・市区町村までは知られる

Amazonのほしい物リストから商品を送ってもらう際は、配送先住所のうち都道府県・市区町村までは相手に表示されます。

プライバシー保護のため、それ以降の住所は表示されないようになっていますが、一部が知られる点は留意しておきましょう。住んでいる都道府県・市区町村を知られたくないという方は、ほしい物リストから自宅に商品を送ってもらうのは避けたほうがよいでしょう。

配送業者によっては最寄りの営業所が知られる場合もある

Amazonで購入した商品は、Amazonが発送するケースと、Amazon以外の配送業者が発送するケースがあります。Amazon以外の配送業者が発送する場合、相手に届くメールに荷物の「お問い合わせ番号」が記載され、その番号から最寄りの配達営業所がわかることも。

Amazon上で都道府県・市区町村までは表示されるのと同様、住所がすべてバレるわけではありません。ただし、最寄りの配達営業所は知られる可能性があると覚えておきましょう。

マケプレの商品は設定によって住所がバレる場合もある

Amazonには、Amazon以外の個人・法人がマケプレを利用して出品・発送している商品があります。設定によっては、ほしい物リストからマケプレの商品が購入されると、住所がバレてしまうケースがあるため注意しましょう。

ほしい物リストの設定ページで、登録した「配送先住所」の「配送先住所を出品者と共有する」にチェックが入っていると、住所や名前が相手にバレてしまう場合があります。この「出品者」とは、Amazon以外のマケプレ出品者のことです。

チェックを外した状態にしておけば、マケプレの出品者が発送する商品は、ほしい物リストからの購入ができなくなります。そのため、ほしい物リストを作るときは、初めからAmazonが発送する商品を探して追加するとスムーズですよ。
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