ライター : pomipomi

webライター

かぼちゃの皮と身の間が白い…。なぜ?

Photo by pomipomi

かぼちゃはまれに、皮と身の間が一部白くなっていることがあります。そう頻繁に見かけるものではないため、もし当たったら「腐っているの?」と心配になってしまうことでしょう。

本記事ではおおさかパルコープの公式サイトを参考に、かぼちゃが白くなる原因を解説。食べても大丈夫かどうかについてもお届けしますよ。

糖質やデンプン質が結晶化しただけ

Photo by pomipomi

おおさかパルコープの公式サイトには「かぼちゃを使おうと思ったら中身が白くなっていた。白い部分は何でしょうか?」のような質問が寄せられています。回答は下記の通りです。
白くなっている部分は、かぼちゃの成分である糖質やデンプン質が白く結晶化する「クリスタル」と呼ばれるものです。
「クリスタル」は、天候や急激な気温の変化による影響で、果肉の水分が蒸発し発生すると考えられています。内側に発生することが多いため、発生した場合は外見では識別できず、切断面からも発見できないことがあります。
 食されても問題はありませんが、加熱すると青臭いようなにおいや、苦味を感じることがあります。

出典: www.palcoop.or.jp

かぼちゃの果肉が一部白くなるのは、糖質やデンプン質が結晶化したことによるものなのだそう。「クリスタル」という名前まで付いているとは知りませんでした。

食べても問題ないにしろ、青臭さや苦味を感じることがあるならなるべく避けたいところ。とはいえ内側に発生しがちなので、外見では識別できないのが残念です。

カット面が白いのは?

Photo by pomipomi

「クリスタル」は見たことがなくても、カット面が白くなっているかぼちゃにはしばしば遭遇するのではないでしょうか。こちらもデンプン質によるものなので、食べることで健康を害する心配はありませんよ。
かぼちゃのカット面が白くなる現象も、かぼちゃのデンプン質によるものです。かぼちゃに含まれるデンプン質は、カットした直後は透明ですが、水分が少なくなっていくと、表面が乾燥して結晶化し、白く見えることがあります。
健康を害するものではありませんので、安心してお召し上がりください。

出典: www.palcoop.or.jp

クリスタルに遭遇しても心配しなくて大丈夫

Photo by pomipomi

一見カビのようにも見える「クリスタル」。もし引いたら、食べても大丈夫か心配になってしまうかもしれません。

食すと青臭さや苦味を感じることはありますが、体に害はないのでひとまず安心してください。「糖質やデンプン質が結晶化しただけ」ということを覚えておけば、いざ遭遇しても慌てずに済みますよ。
おすすめの記事はこちら▼
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ