ライター : macaroni 編集部 井上

トレンド担当ディレクター

新潟県新発田市にバレルサウナ「sui(スイ)」がオープン

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2024年11月16日(土)、新潟県新発田市にバレルサウナ「sui(スイ)」がオープンしました。続いて、2025年春には宿泊型レストラン オーベルジュ「Né(ネ)」が開業予定とのこと。

サウナーだけではなくフーディーからも注目を集めている噂を聞きつけ、筆者もさっそく足を運んできました。本記事では、気になる施設の魅力や利用方法などを詳しくご紹介します。

「新潟の良いものを日本中、世界に届けたい」という想いから

Photo by 株式会社Ahead of the curve

株式会社Ahead of the curve 代表取締役 熊谷幹樹さん
「私の出身地である新潟には、美しいもの、おいしいものがたくさんありますが、繋げるものがないために、なかなかそれが日本全国あるいは世界に届いていません。そんななかで、自分自身が繋げていく役割を担いたいなという思いがありました。良いものを日本中、あるいは世界に届けたいという思いで、このプロジェクトを始動させました」と話すのは、自身も新潟県新発田市出身である、オーナーの熊谷幹樹さん。

「このプロジェクトは、僕の人生そのものです」ともいい、本施設が開業に至るまでのさまざまな物語を語ってくれました。

Photo by 株式会社Ahead of the curve

このプロジェクトは始動したものの、なかなかスムーズに事は進まず、土地探しから現地の方々との調整、農業委員会への認可申請など、数え切れないほどの試行錯誤を繰り返して、ようやく開業へ至ったといいます。

「ちょうど1年前くらい、地元のみなさんに向けての説明会を開かせていただいたんですけどね、地域のみなさんは、はじめは何をするつもりなのかと疑心暗鬼で集まってきましてね……」

「だからこそ、しっかり思いを事前にお伝えしておかなければならないと思いました。私自身もこの場所で育ち、この土地を盛り上げていきたいという思いを話して、みなさんの了承を経て今に至ります」と笑いながら話す熊谷さん。

無事に開業を迎え「唯一無二の瞬間をぜひみなさんにも感じていただきたい」とメッセージを送ります。

3,200坪の森林のなかに佇むバレルサウナ

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バレルサウナ「sui」があるのは、3,200坪の森林のなか。施設名の「sui」という言葉には、サウナに欠かせない「水」を含め、「粋」「 翠」「 睡」の意味が込められているのだそう。

バレルサウナとは “樽型のサウナ” のことをいい、サウナの発祥地であるフィンランドでは伝統的なもの。その形状を活かし、ロウリュで発生した蒸気をサウナ全体に効率よく循環させるのが特長です。

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施設を建てたのは、オーナーの熊谷さんの祖父が創業した地元新潟の建築会社「熊谷建設」。

雪国の住宅造りで培った二重構造の断熱技術によって、極寒のなかでも最大温度が110度まで上昇するというサウナを実現しています。

その土地の井戸水を活用。温度は年間を通して15度

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水は水道水を使用せず、この土地の井戸水を活用。年間を通じて温度は15度で、 硬度17度の軟水。 軟水は肌にやさしくて皮膚や髪への刺激も少なく、皮膚の潤いを保ちやすくなると言われています。

サウナ後の冷たい水風呂としてだけでなく、飲み水としていただくこともできますよ。

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透き通った水に触れてみると、ひんやりと冷たい。井戸水を水風呂として楽しめるとは、なんとも贅沢な体験ですね。

自然と一体化しているような空間で森林浴

Photo by macaroni

施設は木々に覆われた広大な敷地のなかにあり、広々としたウッドデッキが特徴的。木漏れ日が心地よく、自然と一体化したリラクゼーションを体験できます。サウナに入る前から、すでに心地よい空間が広がっていました。

すべての素材に地元の木材や材料を使用しているのもポイント。なんと、サウナストーンは地元の方から提供された、柴田城の外壁と同じ石が使われているそうです。

水着やサウナハットなど、貸出品も充実!

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※写真はタオルセットです
タオルセットや水着、ポンチョやサウナハットなどの貸出品も充実。手ぶらで訪れることができるほか、忘れ物をしてしまっても安心です。

Photo by macaroni

※写真は水着とサウナハットです
水着は男性用、女性が用意されています。女性用は半袖半ズボンで、着用感も申し分なし。ウッドデッキを裸足で歩くのに躊躇がある方は、サンダルを持参してもOKです。
オプション名価格
タオルセット300円
水着(男女用あり)500円
ポンチョ800円
サウナハット500円
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