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さつまいもから出る白い汁の正体は?
さつまいもの切り口から出てくる白い汁はヤラピンと呼ばれる成分です。食べても問題のないもので、腸のぜん動運動に作用して排便をスムーズにし、整腸作用があると言われています。
ヤラピンはしばらく放置すると黒くタール状に固まる性質が。収穫時についた白い汁が皮の表面について、そのまま黒くかたまっているものもあります。(※1,2)
ヤラピンはしばらく放置すると黒くタール状に固まる性質が。収穫時についた白い汁が皮の表面について、そのまま黒くかたまっているものもあります。(※1,2)
白い汁は大丈夫?さつまいもが食べられるか見極めるには
さつまいもが食べられるか見極めるポイント
- さつまいもの色
- さつまいもの臭い
- 表面の状態
さつまいもの色
さつまいもが腐っていないかの見極めるには色が関係します。さつまいもの表面に黒い蜜のような塊の正体はヤラピンのため問題ありませんが、表面全体が黒く変色している場合は腐っている場合があります。
これはさつまいもの表面に傷がつき、中に細菌が入ることで起こる腐敗です。切る前から全体が黒いさつまいもは食べるのをやめましょう。(※2,3)
これはさつまいもの表面に傷がつき、中に細菌が入ることで起こる腐敗です。切る前から全体が黒いさつまいもは食べるのをやめましょう。(※2,3)
さつまいもの臭い
食べられないさつまいもからは酸っぱいにおいや異臭がします。これらの臭いがしていたら、そのさつまいもは腐ってしまっているため、食べないように気をつけましょう。(※3)
表面の状態
加熱前のさつまいもはハリがあり、固いのが一般的です。状態が悪くなると水分が抜けてしわが目立つ、触るとやわらかい、ぬめりが出るなどの変化が現れます。これらの特徴が見られるさつまいもは腐っているおそれがあるため、食べるのは控えましょう。(※3)
白い汁以外にも。さつまいもに含まれる栄養素
さつまいもに含まれる栄養素
- 食物繊維
- ビタミンC
- ビタミンE
- カリウム
さつまいもには食物繊維、ビタミンC、E、カリウムが豊富です。食物繊維はヤラピンとの相乗作用で腸内環境を整えるのに役立ちます。さつまいものビタミンCはでんぷんに守られ、壊れにくいのが特徴です。
また、ビタミンC、Eには抗酸化作用があり、活性酸素のはたらきを抑えてくれます。ほかにも塩分を排出する作用を持つカリウムを含み、これらの栄養素を摂取したい方におすすめです。(※4,5,6,7)
また、ビタミンC、Eには抗酸化作用があり、活性酸素のはたらきを抑えてくれます。ほかにも塩分を排出する作用を持つカリウムを含み、これらの栄養素を摂取したい方におすすめです。(※4,5,6,7)
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