季節に合わせた風物詩を取り入れよう

時候の挨拶の醍醐味といえば、季語や季節に合わせた風物詩の採用です。9月や初秋で連想される単語を並べ、自分らしいアレンジで時候の挨拶に取り入れてみましょう。たとえば9月では、青く澄み渡った秋晴れや、夜の鈴虫の合唱などをイメージする人も多いのではないでしょうか。

まだ紅葉の時期には早いですが、秋桜のような秋らしい花も9月の魅力ですよね。また十五夜に代表されるように、月の美しさも秋のイメージと紐づいています。まずは「自分にとっての秋」をテーマに、単語をどんどん思い浮かべてみましょう。

9月の時候に使える秋の言葉

9月の時候の挨拶では、深まりつつある秋を連想させるキーワードを取り入れましょう。以下に、9月の時候の挨拶でぜひ活用したい秋の言葉をご紹介します。時候の挨拶にオリジナリティを含ませる際にも、ぜひ参考にしてくださいね。

初秋・新秋・新涼・孟秋・早秋・涼風・清涼・爽秋・白露・野分・秋晴・秋桜・秋冷・良夜・仲秋・秋雨・長雨・台風・秋の夜長・彼岸花・鈴虫・長月・中秋の名月・十五夜・秋分・黄葉・秋祭り・燕

青北風・三日月・二日月・立待月・居待月・菊日和・黍嵐・鮭颪・落し水・不知火・高潮・初潮・濁り酒・氷頭膾・夜庭・籾・籾摺・小鳥・太刀魚・藍の花・初紅葉・朝顔の実・蘆の花・江鮭・秋茄子・秋薔薇・栗・舞茸・緑豆・葡萄など

9月の時候の挨拶|コピペで使える!例文60選

9月の時候の挨拶では、送る時期によってワードや言い回しを変える必要があります。上旬・中旬・下旬ごとにおすすめの時候の挨拶を紹介しますので、コピー&ペーストで活用してくださいね。相手との関係性によって適切な時候の挨拶を選び、気遣いや趣を伝えましょう。

9月上旬の時候の挨拶

・処暑の候、いかがお過ごしでしょうか
・菊の節句も過ぎ、秋の訪れをひしひしと感じる今日この頃、皆様お変わりはございませんか
・暑さがおさまる頃となりましたが、お変わりなくお過ごしですか
・二百十日を過ぎ、秋の気配も濃くなってまいりました
・暑さ寒さも彼岸までと申しますが、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか
・秋暑なお厳しい毎日ですが、お風邪など召していらっしゃらないでしょうか
・毎年楽しみにしている、秋刀魚がおいしい季節となりました
・空の色もいつしか秋めいてまいりました。ご壮健にてお過ごしのことと存じます
・残暑厳しい中にも、少しずつ秋の訪れを感じられる季節となりました
・少しずつ秋の訪れを感じられる季節となりました
・新秋の折、皆々様には一層ご活躍の由、お喜び申し上げます
・初秋を迎え、朝夕はだいぶしのぎやすくなってまいりました
・新秋快適の候、皆様にはますますご活躍のことと拝察いたしております
・9月に入っても、夏を思わせるような暑い毎日がつづいておりますが、皆様お変わりありませんでしょうか
・朝夕には秋の訪れを感じられる季節となりました
・虫の音に秋の訪れを感じる季節となりました。その後お変わりございませんでしょうか
・彼岸花が深紅の花を咲かせておりますが、ご機嫌いかがでしょうか
・白露のみぎり、貴社いっそうご清祥のことと慶賀の至りに存じます
・初秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
・台風一過の青空が広がり、にわかに秋めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか

9月中旬の時候の挨拶

・秋の訪れとともに涼しくなってまいりましたが、皆様お変わりはございませんか
・重陽の候、いかがお過ごしでしょうか
・秋の気配が色濃く薫る好季節となってまいりました。○○さんはいかがお過ごしですか
・仲秋の候、お変わりありませんか
・秋晴の候、貴社におかれましてはなお一層ご発展のこととお慶び申し上げます
・爽秋の候、貴殿におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます
・朝夕日毎に涼しくなってまいりました。皆さまお健やかにお過ごしでしょうか
・新秋の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます
・9月になってもまだ残暑が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか
・秋桜が風に揺れる美しい季節となりましたが、お変わりございませんでしょうか
・9月に入ったとはいえ、依然厳しい暑さが続いております
・白露の折、〇〇様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます
・中秋の名月の頃となりましたが、皆様お変わりございませんか
・爽やかで過ごしやすい秋となりました
・残暑が収まり、鈴虫の音が耳にとまる頃となりました
・朝夕の風に秋の深まりを感じる季節となりました
・ようやく暑さが収まり、涼しさが感じられるこの頃、お変わりなくお過ごしでしょうか
・風の快い季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか
・ようやくしのぎやすい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか
・日ごとに空が青く澄んでくる好季節を迎えました

9月下旬の時候の挨拶

・秋風が吹く頃となりましたが、お変わりございませんでしょうか
・秋冷の折、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます
・朝露がおりる頃となりました。〇〇様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます
・秋の長雨が降る時季となりましたが、いかがお過ごしでしょうか
・秋の七草に心和む季節となりました。ご機嫌いかがでしょうか
・朝夕はずいぶんと涼しくなり、秋の訪れを感じる毎日でございます
・清々しい秋の気配が感じられる季節になりました
・日増しに秋の気配が深まってまいりました
・暦の上では秋分も過ぎましたが、皆様お変わりございませんでしょうか
・秋桜が秋風に揺れる頃となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか
・朝夕の空気に、秋らしい冷気を感じる今日この頃、いかがお過ごしですか
・虫の声が響き渡る夜、秋の深まりをひしひしと感じております
・秋分を迎え、朝夕はめっきり涼しくなりました
・ひと雨ごとに秋が深まってまいりました。皆さまお障りなくお過ごしでしょうか
・実りの秋、黄金の稲穂がこうべを垂れる季節となりました
・朝夕はめっきり涼しくなりましたが、お風邪など召していらっしゃらないでしょうか
・秋も深まり肌寒くなってまいりましたが、お変わりありませんか
・秋分を過ぎ、夏の気配も遠く過ぎ去ってしまいました。〇〇さんはお変わりございませんか
・清秋のみぎり、貴店ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます
・秋気いよいよ増す頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか
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