ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

残った味噌汁を扱うときに気を付けたいことは?

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夏場は食中毒が特に心配な季節。味噌汁を温め直すときですら、細心の注意を払わなければなりません。

本記事では近畿農政局の公式サイトを参考に、残った味噌汁の正しい扱い方について解説。夕飯で余った味噌汁を翌朝飲んだり、朝のうちに夜の味噌汁を作ったりする際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

味噌汁を温め直す際はじゅうぶんに加熱!

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近畿農政局の公式サイトには、残った食品の温め直し方について下記のように記載されています。
温め直しのめやすは、75℃以上です。
味噌汁やスープなどは沸騰するまで加熱しましょう。

出典: www.maff.go.jp

食中毒菌の多くは、75度以上、1分の加熱処理によりほとんど死滅させることができると言われています。近畿農政局の公式サイトにも「温め直しの目安は75度以上」とありますが、そのすぐ下には「味噌汁やスープなどは沸騰するまで加熱」と書かれているのです。

味噌汁を沸騰させると味噌の香りが飛んでしまうため、沸騰直前で火を止めるべきとよく言いますが……。沸騰するまでじゅうぶん加熱したほうがより食中毒の防止につながるのなら、風味が多少落ちても仕方ありませんね。

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ちなみに味噌汁は常温に置いておくと傷みやすいため、作ってすぐに食べない場合は冷蔵庫で保存しましょう。夏場は氷を張ったボウルに鍋を浸けるなどしてスピーディーに冷まし、なるべく早く冷蔵庫に入れてくださいね。
味噌汁の詳しい冷蔵保存方法はこちら▼

「つけない、増やさない、やっつける」が大事!

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食中毒を防ぐには、「つけない、増やさない、やっつける」が大事。夏場は特にこの3原則を意識して調理しましょう。

じゅうぶん気をつけたつもりでも、ちょっとした油断から食中毒菌を発生させてしまうこともありますよ。おかしな味や臭いがしたら、食べずに思い切って捨ててくださいね。
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