ライター : china0515

フードアナリスト2級

東京・西麻布にコンテンポラリーキュイジーヌフレンチが誕生

Photo by china0515

2024年5月27日(月)、東京・西麻布に “東京最幸の食体験” が叶うコンテンポラリーキュイジーヌフレンチレストラン「アルギュロス」がオープン!

今の東京で一番新しくおいしいフレンチを目指す「アルギュロス」では、毎日届く新鮮な食材のおいしさを最大限に生かした料理を堪能できますよ。この記事では、ディナーコースの一部メニューの味わいを中心に魅力をたっぷりとご紹介します。

西麻布「アルギュロス」

ミシュラン獲得店など多くの飲食店のプロデュースで活躍する塩谷茂樹氏が、西麻布に新たにオープンしたフレンチレストラン「アルギュロス」。「アルギュロス」はギリシア語で “銀” を意味し、 “慢心せずいつも金メダルを追い求める店にしたい” との想いが込められています。

シェフの岡崎陽介シェフは2003年に渡仏後、本場の星付きレストランなどで修行を積み、帰国後はレストラン「SANTPAU(サンパウ)」東京店のエグゼクティブシェフなどを歴任。

2人が掲げるコンセプト「東京 “最幸” の食体験」をもとに、日本と世界の風土を描くフレンチやイタリアンなどのジャンルを超えたコンテンポラリーキュイジーヌフレンチフレンチに挑み、ゲストが幸福感に満たされるレストランを目指しています。

日常を忘れるディナー

店内はカウンター8席のみの、雰囲気が魅力な隠れ家的レストラン。

店名にちなんだ本物の銀でしつらえたテーブルをはじめ、イタリア最高ブランド「カッシーナ」限定カラーの椅子やシェフの手元を照らすライトなど、インテリアもハイクオリティです。

料理は10品のおまかせコースで、ひと品ずつシェフの手捌きを目の前にしながら堪能できますよ。日常を忘れるディナーを楽しめます。

コース内容(その日のコース一例)

  1. “コーヒー” と “カヌレ”
  2. 千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し
  3. 天城黒豚の肉まん
  4. 本日特選素材 毛蟹のタパス仕立て
  5. その日の料理直送のお魚をシンプルに
  6. 時不知のサフランソース
  7. いぶさな牛炭焼きの辻農園白子筍添え
  8. その日のパティシエデザート2品
  9. プティフールとカフェ・茶
税込価格ディナーコース:36,300円

“コーヒー” と “カヌレ”

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アミューズの「コーヒーとカヌレ」は、奥深いすっぽんのスープと黒にんにくがアクセントになっているカヌレの組み合わせ。ひと品目から『アルギュロス』の遊び心溢れる料理を楽しめ、世界観に引き込まれます。

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コーヒーカップに入っているすっぽんのスープは、長崎のすっぽんを使用。出汁の旨みとほどよい塩味が特徴で滋味深い味わいを楽しめます。

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カカオと黒にんにくで同じポリフェノールが含まれている組み合わせは相性抜群。外側はサクッと、なかはふんわりしており、ほのかに広がるビターさが魅力です。

千葉大原の天然黒鮑の黄ワイン蒸し

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千葉大原の黒鮑を使ったひと品。肝ソースで和えた黒鮑と、サラダ仕立てにした黒鮑の2種類を堪能できます。肝ソースは濃厚な味わいを、サラダ仕立ては黒鮑のコリコリとした食感とともに旨みを存分に楽しめますよ。

本日特選素材 毛蟹のタパス仕立て

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新鮮な毛蟹を使った3種のタパスをひとくちサイズで楽しめます。魚醤とともに味わう生の毛蟹はとろっとした食感で、噛むほどに甘みを味わえますよ。

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蒸した蟹の身とベジョータの生ハムなどを入れて揚げたタパス。熱々な生地の中にはたっぷりの毛蟹の身が入っており、毛蟹の甘みと生ハムの旨みを楽しめます。コリアンダーの香りがふわっと広がり、アクセントになっていますよ。

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蟹の出汁に蟹の身を加え、隠し味にバナナを入れたスープ。深みのある濃厚な味わいを楽しめます。
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