ライター : macaroni_press

若手料理人・学生を対象にしたレシピコンテストが今年も開催!

Photo by 一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会

10月16日は、飢餓や食料問題について考え行動する「世界食料デー」。一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会では、食の持続可能性の啓発を目的にした「FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2024」が開催されます。

2024年9月1日(日)〜 9月30日(月)の期間に募集がおこなわれ、ファイナリストのなかから2024年11月18日(月)に最優秀賞が発表されますよ。
公募期間2024年9月1日(日)〜 9月30日(月)
応募方法特設サイトで8月下旬に公開予定
ファイナリスト発表日2024年10月16日(水)
最優秀賞発表・表彰式2024年11月18日(月)
ザ・キャピトルホテル 東急で開催される「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2024」にファイナリスト最大10名を招待
副賞2泊3日の森の国サステナブルな食旅
対象者30歳以下の調理師・製菓衛生師養成施設の学生
(高等学校・短期大学・大学・専門学校など。
調理師・製菓衛生師資格取得の有無は不問)
調理師・料理研究家など
(飲食店・宿泊施設に従事する料理人のほか、
出張料理人、料理研究家、調理学校講師なども含む)

2024年のテーマは「サステナブル・シーフード」

グルメ大国の日本を支える、豊かな水産資源。しかし昨今は世界的な人口の増加にともなって魚介類の乱獲も広がり、水産資源の持続可能性が危機的状況にあります。また、気候変動による海水温の上昇も原因のひとつ。

そこで海藻や藻場を守って再生させる取り組みなど、環境や社会に配慮した「サステナブル・シーフード」がいま注目を集めているんです。

本コンテストでは、30歳以下の料理人や学生を対象に「海の資源を守っていくために、どのような料理を展開するべきか」という問いに対する未来のレシピが募集されます。

3つの評価ポイント

気になる評価ポイントは下記の3つ。参加者はこのポイントを意識してテーマに沿ったレシピを考案する必要があります。

「FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2024」の評価ポイント

  1. 「サスティナビリティ」従来の調理法に対して、どのくらいサステナブルか
  2. 「クリエイティビティ」ストーリー性やメッセージ性はあるか
  3. 「プレゼンテーション」調理テクニックや魅力的な盛り付け

「持続可能な水産資源について学ぶセミナー」が全5回にわたって開催

Photo by 一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会

本コンテスト開催に先だって、料理人と水産漁業関係者による対談セミナーが全5回にわたり開催。オンラインもしくはオフラインで無料参加できますよ。

第1回は東京・西麻布にある3つ星フレンチ「レフェルヴェソンス」のエグゼクティブシェフ 生江史伸氏と、島根県の離島・海士町で魚突き漁をおこなっている漁師の吉川岳氏による対談です。

第4回、第5回の詳細情報は後日発表されるので続報を待ちましょう。

第1回開催概要

開催日時2024年6月14日(金)
16:45~18:15
講師・レフェルヴェソンス エグゼクティブシェフ 生江史伸氏
・島根県隠岐郡海士町「岳」漁師 吉川岳氏
会場辻調理師専門学校 東京
(東京都小金井市貫井北町4-1-1)
申し込みURLhttps://foodmadegood-gennext-vol1.peatix.com/

第2回開催概要

開催日時2024年7月3日(水)
16:45~18:15
講師・PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO オーナーシェフ 岩澤正和氏
・株式会社タイチ 代表 徳弘多一郎氏
会場辻調理師専門学校
(大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-16-11)
申し込みURLhttps://foodmadegood-gennext2024-vol2.peatix.com/
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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