4. もう一度裏返して焼く

Photo by akiyon

もう一度裏返して、仕上げに表面をサッと焼きます。

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焼きあがったら、好みの塩を振っていただきます。

旨みが溢れ出す!表面の芳ばしさがたまらない

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焼きあがったステーキをカットしてみると、なかなかの火入れ具合。肉の旨みがうまく閉じ込められていたのか、噛みしめるたびにジュワーっと溢れ出します。表面がカリっと焼きあがっていて、その芳ばしさもたまりませんね。

和牛と違って噛み応えがあるぶん、これぞステーキ肉の醍醐味という感じです。

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下ごしらえで塩を振っていなくても、いただく直前に振るだけで十分おいしく感じます。むしろいろいろな種類の塩をつけながらいただくことで、スーパーのリーズナブルな牛肉でも最後まで存分に楽しめました。

食中毒菌について

東京都保健医療局の公式サイトによると、食中毒菌については以下のように記載されています。
食中毒菌は、主に牛肉の表面に付着しているので、牛肉の表面と側面をしっかり焼けば、牛ステーキをレア(中が赤い状態)で食べても基本的には問題ありません。

ただし、食中毒菌は、時間とともに牛肉の表面から内部に浸透していくので、子供や高齢者など食中毒に対する抵抗力の弱い方は、中までしっかり焼いて食べましょう。

出典: www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp

なお、成型肉や加工処理された肉の調理は注意が必要です。よく確認するようにしてください。
牛肉には、ステーキ肉に見えても、細かい肉や脂身を固めた肉(成型肉)や、やわらかくするためスジ切りした肉(テンダライズ処理)、調味液を浸みこませた肉(タンブリング処理)などがあります。

成型肉やテンダライズ、タンブリング処理された肉の場合、食中毒菌が肉の内部まで入り込んでいる可能性が高いため、中までしっかり焼く必要があります。このような加工された牛肉は、加工食品に分類され、名称に「牛肉加工品」や「食肉加工品(牛○○)」等と表示してあります。また、牛肉が加工処理されていること、食べる際には十分な加熱が必要なことも表示されていますので、表示をよく確認してください。

出典: www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp

焼き方の正解はひとつではないけれど…

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「単純に正解はひとつじゃないですし、このアンガスみたいな薄いステーキはロゼ狙うとむずかしいし、結果今焼けた感はというか肉自体のテンションは低いから、僕は外側カリッと中はレアがアンガスの火入れは好きなだけです。このみはそれぞれかなと」とも話す鳥羽シェフ。

たしかに正解はひとつではありませんが、筆者が試した結果、このレシピは簡単なのにおいしく仕上がることは確か。焼き方に自信がない、どうしたらいいのか迷っているという方は、トライしてみる価値がありますよ♪
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