スティックワックス

Photo by 夏目ミノリ

左:ダイソー(税込110円)/右:セリア(税込110円)
100均には、スティックタイプのワックスもありますよ。

素材は、ダイソーがEVA樹脂、セリアがパラフィンワックスです。どちらも110円(税込)で販売されていますが、パラフィンワックスが安価だからか、セリアのほうが長いですね。

シーリングワックスと同様に、柔軟性や耐久性を重視するならダイソー、安さを重視するならセリアがおすすめです。

シリコンマット

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左:ダイソー(税込110円)/右:セリア(税込110円)
シリコンマットは、シーリングスタンプの取りはずしに便利なアイテムです。厚みは少し違うものの、素材はどちらも同じなので、使用感に差はほとんどありません。

しかし、デザイン面では少し違いがあります。ダイソーは縁にデザインが入っているだけなので、フラットな面が多く、一度にたくさんのスタンプを押すことが可能です。それに対し、セリアは縁に加え内側にも模様が入っています。フラットな面がダイソーに比べて少なめです。

スタンプを効率よく量産したいならダイソー、アイテムのおしゃれさを重視したいならセリア。こうして差別化すると、自分に合っているのがどちらか選びやすいでしょう。

仕上がりに違いはある?使って比較

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左:ダイソー/右:セリア
ダイソーとセリア、それぞれのアイテムでシーリングスタンプを押したとき、仕上がりがどれくらい違いが出るのでしょうか。実際に試してみましたよ。併せて、基本的な使い方も紹介しますね。

まず、炉に火をつけたキャンドルをセットし、ワックスを入れたスプーンを温めます。溶かすワックスの個数は、5個くらいがおすすめです。適度にスタンプヘッドからはみだし、シーリングスタンプらしいぷっくり感が出ますよ♪

炉とスプーンの使い心地に関しては、ダイソーとセリアで違いを感じられませんでした。

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溶けたワックスを紙に垂らし、表面が軽く乾いたらスタンプを押します。スタンプの柄がしっかりつくように、少し乾いてからスタンプを離してくださいね。

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まず、ダイソーの仕上がりから見ていきましょう。

ダイソーのスタンプは、仕上がりにツヤがあります。柄の凹凸に少し物足りなさがあるものの、スタンプヘッドの外側とはみだした部分の高低差がしっかり出ていて、仕上がりがきれいですね♪

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続いて、セリアの仕上がりです。

セリアのスタンプは、絵柄がくっきり出ました。お気に入りの絵柄を目立たせられるのはうれしいですね!しかし、スタンプヘッドの縁は好みが分かれそうです。ぷっくり感が出しにくいと感じる方もいれば、気にならないという方もいるでしょう。

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左:ダイソー/右:セリア
ダイソーとセリア、どちらのアイテムを使ってもかわいいシーリングスタンプが作れます。しかし、使うアイテムによって仕上がりが異なるので、好みに合ったほうを選んでくださいね。

なお、SNSではダイソーとセリアのアイテムをミックスさせて使っている方もいましたよ。各アイテムの特徴を踏まえて、自分好みにカスタマイズするのも面白いですね♪

100均のシーリングスタンプでよくある質問

どこで売っている?

ダイソー、セリアともに、シーリングスタンプアイテムはハンドメイド売り場にあります。関連商品がまとまっているので、道具・材料が一式必要な場合でも迷わずお買い物できるでしょう。

商用利用してもいい?

商用利用の可否は、ダイソーとセリアで異なります。

ダイソーは、基本的に商用利用OK。ハンドメイド作品を販売したいとき、ダイソーの材料であれば問題なく使えますよ。ただし、販売時に「ダイソー」「大創産業」と社名を出すことは禁止されています。

一方、セリアは商用利用NG。商品の知的財産権がセリアではなく、製造元にあるためです。権利の問題でトラブルが生じる可能性もあるので、セリアのシーリングスタンプは個人で楽しむまでにしておきましょう!

セリアでは新作が続々登場中!

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実は、本記事を執筆する前、2024年にもセリアでシーリングスタンプをチェックしたことがあった筆者。当時も品ぞろえは豊富でしたが、2025年に入ってもう一度見に行ってみると、さらにアイテムが増えていました。

せっかくなので、セリアの新作アイテムも紹介しますね!

※ここで紹介するのは新作全商品ではありません。あくまで筆者の最寄り店舗にあった新作のみなので、ここで取り上げたアイテム以外の新作もあります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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