ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

酸っぱ辛好き歓喜!中国の名物料理「酸辣粉」

Photo by muccinpurin

中国にはさまざまな辛ウマグルメがありますが、なかでも昨今注目を集めているのが「酸辣粉(サンラーフン)」。酢とラー油をベースにしたスープに春雨を加えたもので、辛くて酸っぱいおいしさのトリコになる人が続出しています。

本記事で取り上げる業務スーパーの酸辣粉は、お湯を注ぐだけで食べられるインスタントタイプ。いつでも手軽に本格的な味を楽しめるのだそう。

業務スーパーで買える。インスタントの酸辣粉

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原材料は、春雨、液体調味料(植物油脂、唐辛子、しょうゆ、砂糖、ねぎ、チキン風味調味料、食塩、にんにく、ごま、こしょう)、調味酢(醸造酢、しょうゆ、食塩)、大豆加工品、粉末調味料(チキン風味調味料、食塩、砂糖、こしょう、唐辛子)、乾燥具材(にんじん、チンゲン菜、ごま)など。

原産国は中国ということで、本場の味が期待できますね。

日本のカップ春雨と比較すると大きめ

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日本のカップ春雨と比べるとふたまわりほど大きな容器には、乾燥春雨、液体調味料、調味酢、乾燥食材、乾燥のゆばが入っています。

ちなみに酸辣粉の粉(フン)とは中国語で春雨のことを指し、酸っぱ辛いスープに春雨が入った料理ということになります。

お湯を注いで待つこと6分

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カップに春雨と調味酢以外の小袋をすべて入れ、約500mlの熱湯を注ぎふたをして待つこと6分。

内側にお湯を注ぐための目安となる線がないので、きちんと計量する必要があります。

待ち時間約6分は少々長い気もしますが、春雨をゆでる手間を考えれば、手軽かもしれませんね。

目が覚めるほどの痺れる辛さ!

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酸辣粉に調味酢を入れれば、見るからに辛い酸辣粉のできあがり!スープの表面を真っ赤なラー油が覆い、実に辛そう〜。

湯気にのって辛い香りと酸っぱい香りがぷんぷんと漂い、顔を近づければ目に染みそうな勢い。これは本格的な味に違いない、と蓋を開けた瞬間に確信しました。

春雨はやや細めながら、ちゅるちゅるとすすりやすい太さ。6分待ったおかげで芯もなくしっかりとやわらかくなっていますよ。

しかし!勢いよくすすると酸っぱ辛いスープでむせるおそれがあるので、どうぞ慌てずに……(筆者は何度かむせました)。

酸っぱくて旨みもあるけれど…とにかく辛い!

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スープは酸っぱさと辛さがしっかりと感じられるパンチの強い味わい。酸っぱ辛さの奥にもしっかりと旨味がある実においしいスープです。

が!とにかく辛い!辛い!辛い!!辛いのもにはめっぽう強い筆者ですが、とにかく辛い!スープが熱いうちに食べると余計に辛いので、ふ〜ふ〜して食べることをおすすめします。辛いことをわかりつつも、次のひと口にいきたくなることは間違いありません。
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