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ダイエットにはリンゴ酢と黒酢どっち?ふたつの違いとは
リンゴ酢 | 黒酢 | |
エネルギー(kcal) | 26 | 54 |
たんぱく質(g) | 0.1 | 1.0 |
脂質(g) | 0 | 0 |
炭水化物(g) | 2.4 | 9.0 |
食塩相当量(g) | 0 | 0 |
酢酸(g) | 4.7 | 4.0 |
酢は酢酸菌のはたらきで酢酸発酵させる「醸造酢」と「合成酢」に分かれ、醸造酢も原料によって穀物酢や果実酢に分類されます。
リンゴ酢は果実酢、黒酢は穀物酢のひとつです。2種を比べると、黒酢はアミノ酸が豊富なことからたんぱく質が多く、炭水化物も多いため、それに伴ってエネルギーも多いことがわかります。その一方で酢酸はリンゴ酢のほうが多いのが特徴です。
ダイエット中に選ぶ場合、エネルギーを抑えたいのか、どの栄養素を摂りたいのかによって選ぶと良いでしょう。(※5,6)
リンゴ酢は果実酢、黒酢は穀物酢のひとつです。2種を比べると、黒酢はアミノ酸が豊富なことからたんぱく質が多く、炭水化物も多いため、それに伴ってエネルギーも多いことがわかります。その一方で酢酸はリンゴ酢のほうが多いのが特徴です。
ダイエット中に選ぶ場合、エネルギーを抑えたいのか、どの栄養素を摂りたいのかによって選ぶと良いでしょう。(※5,6)
ダイエットを助ける!リンゴ酢と黒酢の嬉しい効果
リンゴ酢と黒酢の嬉しいはたらき
- 食後の血糖値を抑える
- 内臓脂肪対策になる
- 栄養素の吸収を助ける
- 肌の健康を保つ
- 運動するときの助けになる
食後の血糖値を抑える
酢に含まれる酢酸には食後の血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。炭水化物が消化されてできるブドウ糖は、腸から吸収され、血液によって全身に運ばれる栄養素です。血液中のブドウ糖が増えるとインスリンが分泌されて肝臓や筋肉に摂りこまれますが、使いきれなかった分は中性脂肪として蓄えられます。
食後の血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌され、ブドウ糖が脂肪に変わりやすい状態になるため、注意が必要です。ダイエット中の食事では食べる量や食べ方だけでなく上手に酢を組み合わせるとよいでしょう。(※7,8)
食後の血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌され、ブドウ糖が脂肪に変わりやすい状態になるため、注意が必要です。ダイエット中の食事では食べる量や食べ方だけでなく上手に酢を組み合わせるとよいでしょう。(※7,8)
内臓脂肪対策になる
酢を継続して摂取すると、肥満気味の方の内臓脂肪を減らすのに役立つと言われます。これは酢に含まれる酢酸による作用です。肝臓では脂肪の燃焼が促され、中性脂肪の蓄積が抑えられます。筋肉においても同様に脂肪の代謝分解が促進されていることが推察されました。
また、脂肪組織では脂肪分解遺伝子の発現が活性化され、脂肪細胞の肥大化が抑えられていることが確認されています。ダイエット中に特に内臓脂肪を減らしたい場合、酢を摂り入れるのがおすすめです。(※9)
また、脂肪組織では脂肪分解遺伝子の発現が活性化され、脂肪細胞の肥大化が抑えられていることが確認されています。ダイエット中に特に内臓脂肪を減らしたい場合、酢を摂り入れるのがおすすめです。(※9)
栄養素の吸収を助ける
酢に含まれるクエン酸はカルシウムやマグネシウムの吸収を助ける作用が期待できます。殻付きあさりや鶏手羽元のような骨付き肉を料理する際に、酢を一緒に入れると、酢を入れていないときと比べて、カルシウムを約2倍多く摂取できるのが特徴です。
また、鶏手羽元の場合は軟骨の骨離れが良くなるのと同時にコラーゲンも多く摂れると言われています。ダイエット中に効率よく栄養素を摂るためにも上手に酢を活用しましょう。(※10,11)
また、鶏手羽元の場合は軟骨の骨離れが良くなるのと同時にコラーゲンも多く摂れると言われています。ダイエット中に効率よく栄養素を摂るためにも上手に酢を活用しましょう。(※10,11)
肌の健康を保つ
酢には肌荒れを起こす原因のひとつとして知られる過酸化脂質が増えるのを抑え、健康な肌を保つはたらきを持ちます。同時にビタミンCを壊すと言われる酵素のはたらきを抑えることで、シミやそばかすの対策にも役立つのが特徴です。
また、黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれ、細胞の生まれ変わりをスムーズにし、メラニン色素が沈着するのを抑えるほか、コラーゲンの生産を促す作用や保湿作用、抗酸化作用も期待できます。(※6,10,12)
また、黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれ、細胞の生まれ変わりをスムーズにし、メラニン色素が沈着するのを抑えるほか、コラーゲンの生産を促す作用や保湿作用、抗酸化作用も期待できます。(※6,10,12)
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