ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

豆腐の容器に入っている水、何のため?栄養はある?

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冷奴や味噌汁をはじめ、麻婆豆腐、湯豆腐、揚出し豆腐などにも重宝する豆腐。使う機会が多いので、常備している家庭も多いことでしょう。

そんな豆腐、パッケージ開けると水が入っていますよね。「何のために入れているの?」「栄養はあるの?」「捨てたらもったいない?」と疑問に思ったことはありませんか?

本記事では日本豆腐協会の公式サイトを参考に、豆腐の水について解説。気になる謎を解明します。

栄養はなし。水の役割は “豆腐の形崩れ防止”

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日本豆腐協会には「豆腐のパッケージの中の水は栄養があるのですか?」との質問が寄せられています。回答は下記の通りです。
栄養はありません。豆腐の容器の中の水は豆腐がやわらかく、壊れやすいためにクッションとして水を入れてあります。容器から豆腐を出すときに水は捨ててください。容器内の水がまれに黄色くなっている場合がありますが、これは大豆中の色素が溶出されたもので害はありません。

出典: www.tofu-as.com

豆腐が崩れないよう、クッション代わりに水を入れているそう。これには「なるほど」と納得です。日本豆腐協会が「栄養はない」と断言しているのですから、今後は惜しまず捨てれますね。

水が黄色くなっていると「大丈夫?」と思う人もいるようですが、こちらは心配なし。大豆の色素が溶け出しただけなので、品質に問題はありません。

取っておいても使い道なし。迷わず捨てよう

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豆腐のパッケージに入っている水、何となく栄養豊富そうに思えますよね。しかし豆腐の形崩れを防ぐためのものなので、取っておいても使い道はありません。

今まで「もったいないかな?」と思っていた人は、もう惜しむことなし。開封したら迷わず捨ててしまいましょう。
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