代用品を選ぶときの注意点

代用品を用いる際は、色、柄、素材選びに注意が必要です。下記を参考に、なるべくふくさにふさわしいものを用意しましょう。

色の選び方

慶事赤/ピンク/オレンジ/ベージュ/紫
弔事黒/紺/グレー系/紫
慶事には暖色系、弔事には寒色系を選ぶのが基本。紫は慶事にも弔事にも使えます。

柄・素材の選び方

無地、もしくは落ち着いた柄のもの
素材汚れやシワがつきにくく、透けない素材が望ましい
派手な柄やキャラクター柄はNG。タオル地もカジュアルすぎるため、避けるようにしましょう。

代用品での包み方

慶事の場合(祝儀袋)

Photo by pomipomi

1. 代用品をひし形に置き、中央よりやや左側に金封を置く
2. 左側の角を折る
3. 上側の角を折り、さらに下側の角を折る
4. 右側の角を折り、全体を覆うように包む

弔事の場合(香典袋)

Photo by pomipomi

1. 代用品をひし形に置き、金封を中央よりやや右側に置く
2. 右側の角を折る
3. 下側の角を折り、さらに上側の角を折る
4. 左側の角を折り、全体を覆うように包む

代用品に包んだ金封の渡し方

金封をふくさの代用品に包んだ場合も、渡し方はふくさで包んだときとほとんど同じです。結婚式と葬式で手順が少し異なるため、それぞれの渡し方を覚えておきましょう。
結婚式1. 左手にふくさを持ち、右手で開き、祝儀袋を取る
2. ふくさをたたみ、その上に祝儀袋をのせる
3. 祝儀袋を時計回りに180度回転させ、
相手側から表書きが読める向きにする
4. お祝いの気持ちを伝えるひと言を添えて渡す
葬式1. 右手にふくさを持ち、左手で開き、祝儀袋を取る
2. ふくさをたたみ、その上に祝儀袋をのせる
3. 祝儀袋を反時計回りに180度回転させ、
相手側から表書きが読める向きにする
4. お悔やみの気持ちを伝えるひと言を添えて渡す
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ