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妊娠中に「ぶり」を食べても大丈夫?
出世魚として知られるぶりは、大きさや地方によっても呼び方が変わります。関東では60cm程度は「わらさ」、80cmを超えると「ぶり」と呼ぶこともありますよ。
そんなぶりは、妊娠中に摂りたい栄養が豊富に含まれており、実は妊婦さんにおすすめな魚です。まずは食べるときのポイントを見ていきましょう。
そんなぶりは、妊娠中に摂りたい栄養が豊富に含まれており、実は妊婦さんにおすすめな魚です。まずは食べるときのポイントを見ていきましょう。
妊婦がぶりを食べるときのポイント・注意点
ポイント・注意点
- 刺身や寿司に注意
- 新鮮なものを選ぶ
- しょうゆや塩を使いすぎないようにする
刺身や寿司に注意
ぶりは刺身や寿司にしてもおいしいですが、妊娠中は控えたほうが良いでしょう。妊娠中は免疫力が落ちやすいです。生の魚を食べて食中毒になってしまうと、下痢や嘔吐を引き起こし、重篤な場合は早産や流産になるおそれも……。
出産後に寿司を食べることを楽しみに、妊娠中はよく加熱してから食べるようにしてください。(※1)
出産後に寿司を食べることを楽しみに、妊娠中はよく加熱してから食べるようにしてください。(※1)
新鮮なものを選ぶ
ぶりはヒスタミンによる食中毒を起こすことがあります。残念ながら、一度作られてしまったヒスタミンは加熱しても分解することができません。
ヒスタミン食中毒を起こさないためには鮮度の低い魚を避け、購入後は速やかに冷蔵保存するようにしましょう。(※2)
ヒスタミン食中毒を起こさないためには鮮度の低い魚を避け、購入後は速やかに冷蔵保存するようにしましょう。(※2)
しょうゆや塩を使いすぎないようにする
ぶり大根や照り焼きなど、ぶりはしょうゆを使う料理が多いです。塩分の摂り過ぎは、むくみや血圧が高くなってしまう原因になるため注意が必要です。
しょうゆ、塩、みそなどは控えめにして、薄味を心がけましょう。香辛料、香味野菜、ごまなどを使うと風味が良く、調味料が少なくても物足りなさを感じさせませんよ。(※3,4)
しょうゆ、塩、みそなどは控えめにして、薄味を心がけましょう。香辛料、香味野菜、ごまなどを使うと風味が良く、調味料が少なくても物足りなさを感じさせませんよ。(※3,4)
【Q&A】妊娠中はぶりの水銀量に注意が必要?
A:ぶりは水銀量の注意をしなくても問題がない魚です。
魚に含まれる水銀量が一定以上になると胎児に影響が出るため注意が必要ですが、ぶりは「特には注意が必要でないもの」に分類されています。ほかに鮭やあじ、さば、かつおなども適量であれば問題ないですよ。(※5)
魚に含まれる水銀量が一定以上になると胎児に影響が出るため注意が必要ですが、ぶりは「特には注意が必要でないもの」に分類されています。ほかに鮭やあじ、さば、かつおなども適量であれば問題ないですよ。(※5)
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