大麦の効果的な食べ方は?

効果的な食べ方

  1. 白米に混ぜる
  2. サラダやスープのトッピングにする

白米に混ぜる

前述したように、大麦は白米ごはんよりも低カロリー。白米に混ぜて食べることで、主食のカロリーコントロールに役立ちます。また、多くの日本人が不足気味といわれている、食物繊維を効率よく摂る方法としてもおすすめです。(※2,5,6,8)

サラダやスープのトッピングにする

大麦をあらかじめ炊いておき、サラダやスープのトッピングにすると、手軽に食物繊維の摂取量が増やせますよ。

特にダイエット中の人は、食事量の制限によって食物繊維が不足し、便秘になるおそれが。大麦は積極的に食物繊維を摂取するためにも活用できますよ。(※5,9)

【Q&A】大麦は一日にどれくらい食べるといい?

A:大麦の効能を得るためには「β-グルカン」で一日3g程度摂取するのがおすすめ。これは大麦60g分に相当します。麦ごはんにする場合は、茶碗1杯分(150g)を一日3回食べることで摂取できる量です(米と大麦を1:1で混ぜた場合)。

また大麦はごはんだけでなく料理にも活用できます。大麦に含まれるβ-グルカンが、血糖値の急上昇を抑えるために役立つでしょう。(※2,3)

【Q&A】糖質制限中に食べても平気?

A:大麦は白米より糖質が少なく、太りにくい炭水化物。適量であれば糖質制限中に食べても問題ありません。

ただし、麦ごはんにしても食べ過ぎるとダイエットの妨げとなるため注意しましょう。米と大麦を1:1で混ぜた麦ごはんなら、1食150gほどが目安です。(※2,5,6,10,11)

【Q&A】もち麦と大麦は同じ?

A:もち麦は大麦の品種のひとつです。

白米に「もち米」と「うるち米」があるように、大麦にも「もち性」と「うるち性」の2種類の品種があります。もち麦は“もち性の大麦”のことを指し、食物繊維が豊富でプチプチした食感が特徴です。麦とろなどに使われる押麦は、うるち性の麦を薄く平らに加工したものです。(※12)
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