キウイフルーツの名産地ニュージーランド。現地での食べ方とは

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ライター : macaroni_press

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キウイの名産地。ニュージーランドの食のトレンド

大自然に恵まれたニュージーランド。温暖な気候、土壌、豊富な降水量と日照に恵まれており、キウイフルーツや肉、乳製品などの生産で有名な国です。キウイは、おいしいだけではなく、栄養バランスにも優れており、生活習慣病の予防や、便秘の改善などにも役立つといわれているため、現地でもよく食べられています。

近年、ニュージーランドでは、意識的に肉を食べる人が減っていて、植物性食品の人気が高まっているそう。肉を食べる量を減らす第一の理由は、健康のため。そのほかにも環境、動物福祉、金銭などの理由から、植物性食品の選択をする人が増え、食のトレンドのひとつに植物性食品と発酵食品が挙げられるそう。

ニュージーランドの栄養士ダニエラ・アーミテージさんに、食のトレンドと現地でのキウイの楽しみ方を教わりました。

キーワードは「植物性食品」と「発酵食品」

豊富な種類の植物性食品

調査によると、ニュージーランド人の3人に1人は意識的に動物性食品の消費を控えているそう。

スーパーのミルク売り場では、牛乳のほかに、アーモンドミルク、豆乳、オーツミルクなどの豊富な植物性ミルクが並び、植物性食品売り場には、豆乳ヨーグルトやココナッツヨーグルト、さらには植物性のソーセージや卵なども販売されています。おいしく、革新的になった植物性商品が豊富に販売されています。（ダニエラさん）

Research source: Colmar Brunton - Hungry for Plant-Based: New Zealand Consumer Insights

新商品の開発が進む発酵食品

ニュージーランドのスーパーのコンブチャ売り場

腸の健康のために、キムチや味噌、ケフィアなどの発酵食品の人気もより高まっています。ザワークラウトやコンブチャ、ココナッツヨーグルトなどは、ニュージーランドフードアワードで最高の賞も受賞しました。

スーパーマーケットでは、発酵食品の種類が増加しており、どんどん新商品が開発されています。特にコンブチャのコーナーには砂糖不使用、加糖タイプなど豊富な商品が並びます。ニュージーランドのレストランやカフェでも、コンブチャが提供されているお店が多いそうですよ。

健康食としても注目される。現地流キウイの楽しみ方

ニュージーランド北部で栽培が盛んなキウイフルーツ。ビタミンCや食物繊維、カリウムなど日常生活で積極的にとりいれたい10種の栄養素がぎっしり詰まっています。

生でそのまま食べるのはもちろん、スムージに入れたり、ヨーグルトと一緒に食べたりしてもおいしいですが、現地ではどのように食べられているのでしょうか。ダニエラさん宅での楽しみ方を教わりました。

パブロバ

パブロバは、ニュージーランドで祭日やクリスマスによく食べられている伝統的なデザートです。メレンゲにクリームとフルーツをトッピングした華やかで可愛らしいお菓子。トッピングにキウイが使用されていることが多いそうですよ。

サクッとしたメレンゲとふわふわのクリーム、キウイの酸味が相性抜群で、おもてなしにもぴったりです。

トライフル

英国発祥のニュージーランドの伝統的なデザート。こちらは、ニュージーランド産マヌカハニーのゼリーと、グリーンキウイのトライフル。

スポンジケーキ、カスタードクリーム、キウイ、はちみつゼリーを好みの層状に重ねたデザートで、お子さんと一緒に作るのも楽しそうですよね。キウイの程よい酸味がほかの材料の甘みとバランスを取ってくれるため、グリーンキウイはトライフルにうってつけ。トッピングにナッツをのせると食感のアクセントになりますよ。

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