2. キッチンペーパー(クッキングペーパー)

キッチンペーパー(クッキングペーパー)は、そのままのせるだけで落とし蓋の代用になります。形を整えたり穴を開けたりする手間がいらないのがポイント。アクも一緒に取れるのも魅力です。商品によって厚さや大きさが異なるため、使いやすいものを選びましょう。

3. 皿

鍋より小さい皿を落とし蓋の代用にできます。食材がつぶれないように、軽い平皿がおすすめ。皿を伏せた状態でのせて使いましょう。加熱後は皿が非常に熱くなっているため、取り出す際はやけどに気を付けてください。

なお、皿が鍋にぴったりはまってしまうと取り出すのがむずかしいことがあります。余裕をもった大きさの皿を使用してくださいね。

4. キャベツの外葉

捨ててしまいがちなキャベツの外葉は、落とし蓋の代用にもってこい。丁寧に水洗いしたら、そのままのせて使います。食材をつぶしてしまう心配がないのがポイント。ロールキャベツやポトフなどじっくり煮込む料理に使えば、硬い外葉もやわらかくなるため、一緒に食べても良いですね。

落し蓋の代用品を使う際の注意点

アルミホイルは鍋の材質にあわせて使う

落とし蓋の代用にアルミホイルを使用する場合は、鍋の材質を確認しましょう。ステンレスや鉄など、鍋の材質によっては短時間でアルミホイルが溶けてしまうおそれがあるため注意が必要です。アルミホイルや鍋の取り扱い説明書に明記されていることが多いので、使用前にチェックしてくださいね。

圧力鍋には使用しない

前述のとおり、料理によって落とし蓋と鍋蓋を両方使用することがあります。ただし、圧力鍋で調理する際、アルミホイルやキッチンペーパー(クッキングペーパー)を落とし蓋として使用することはできません。

加圧時に圧力鍋の蒸気口をふさいでしまうおそれがあり、大変危険です。なお、食材や圧力鍋の種類によって落とし蓋が使用できる場合があるため、取り扱い説明書をご確認ください。

厚手のキッチンペーパーを使うなら煮汁を多めに

厚手のキッチンペーパー(クッキングペーパー)は、吸水力が高いのが特徴。煮汁が減りやすいため、落とし蓋の代用にする際は、あらかじめ煮汁を多めにすると良いです。特に煮魚のように少ない煮汁で煮る料理は、煮詰まりがちなので気を付けましょう。
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