上手に解凍してぷちぷち食感に!

冷凍いくらの解凍にはいくつかコツがあります。うまく解凍できないと、べちゃっとしたり生臭くなってしまったりするので注意しましょう。

冷凍いくらは、冷蔵庫に移して5~6時間かけて解凍します。ゆっくり解凍することで、いくらの細胞が壊れにくくなるため、いくら本来のぷちぷち食感を楽しめます。

なお、レンジで解凍すると加熱むらができて一部が煮えてしまうため避けましょう。また、常温に放置して解凍するのは傷むおそれが高いため、こちらも避けてください。

早く解凍したいときは袋に入れて流水に

短時間で解凍したいときは、流水をあてる方法が良いでしょう。容器や瓶内に水が入らないよう、厚手のポリ袋に入れて流水にあてます。アルミカップに入れたいくらを一部解凍するときは、小さい密閉容器に移し替えるのがおすすめ。

なお、気温が高い時期は水がぬるくなるため、いくらが傷みやすいです。必ず水温を確認してからおこなってください。

また、流水にあてると短時間で解凍されます。半解凍状態で水から取り出して冷蔵庫に移し、完全解凍してください。

再冷凍はNG

一度解凍したいくらを再冷凍すると、劣化したり傷んだりするおそれが高いため避けてください。そのため、たくさんのいくらを冷凍する場合は、一度で食べ切れる分ごとに分けるのがおすすめです。

解凍後のいくらの賞味期限

解凍後のいくらの賞味期限は2~3日程度。あまり日持ちしないため、食べる前日~半日前に冷蔵庫に移してくださいね。

賞味期限が切れたいくらの見分け方

※画像はイメージです
賞味期限が切れたいくらは、見た目・におい・味が変化します。以下のような状態のいくらは傷んでいるおそれがあるため、食べることができません。

・粒が崩れる
・腐敗・刺激臭がする
・糸をひく
・舌がぴりぴりする


また、見た目やにおいに違和感がなくても、常温に放置したものは食中毒のおそれがあります。食べずにすみやかに廃棄してください。

なお、賞味期限内でも保存状態が適切でない場合は傷んでしまうことが。容器に直箸を入れたり、蓋が密閉されていなかったりすることがないよう、気をつけましょう。

定番からアレンジまで。いくらの食べ方3選

1. 鮭といくらの親子ちらし寿司

Photo by macaroni

焼き鮭といくらの親子ちらしは、華やかな見た目が目をひきます。酢飯に加えるゆず果汁が爽やか。いくらはスプーンですくってところどころにトッピングするときれいに仕上がりますよ。お子さんも食べやすい味付けなので、誕生日やお祝いごとにいかがでしょうか?
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