製法

ワインビネガーは、ぶどう果汁にワイン酵母を加えて醸造します。そのため「赤ワインビネガー」と「白ワインビネガー」の2種類があるのが特徴。

醸造時にできた液体に酢酸菌を加え、さらに発酵させて造ります。できあがったワインビネガーにワインを継ぎ足しながら熟成を繰り返して完成させます。

一方、バルサミコ酢は煮詰めたぶどう果汁を木の樽に詰めて自然発酵させます。麹や菌などを加えない点がワインビネガーと異なります。熟成の途中で、種類の違う木材で造られた樽に移し替えるのも特徴のひとつ。樽に使う木材によって風味が異なりますよ。

熟成期間

ワインビネガーの熟成期間は、およそ1年程度。バルサミコ酢は3~5年ほどで、伝統的な製法で造られたものは最低12年以上も熟成させます。

味わい

ワインビネガーはフルーティーでさっぱり。赤ワインビネガーは、さっぱりしたなかにコクがありますよ。バルサミコ酢は、ワインのようなコクとまろやかな酸味が感じられます。深い香りが特徴です。

バルサミコ酢にはどのような効果がある?

バルサミコ酢には、ポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは強い抗酸化作用のある成分として知られています。バルサミコ酢のポリフェノール含有量は、黒酢の3倍以上もあり、ワインビネガーやりんご酢などほかの果実酢と比較しても多いことが分かります。(※1)

バルサミコ酢の種類と選び方

バルサミコ酢には大きく分けて「赤バルサミコ酢」と「白バルサミコ酢」の2種類があります。それぞれどんな特徴があるのか、どんな人におすすめなのかをチェックしていきましょう。

初心者におすすめ!「赤バルサミコ酢」

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¥4,698〜

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赤ぶどうから作られるバルサミコ酢を「赤バルサミコ酢」と呼びます。まろやかなコクと酸味が感じられ、肉や魚のソースに使うほか、ドレッシングにしたり、アイスにかけたりといろいろな使い方が可能です。

“バルサミコ酢らしさ” が楽しめて幅広い料理に使えるので、バルサミコ酢初心者の方におすすめです。
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