ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

スパムとは違う?韓国生まれのランチョンミート

Photo by muccinpurin

カルディで、韓国生まれのランチョンミート「リチャム」を発見。おにぎり、スープの具材、ゴーヤチャンプルーや炒めものなど、さまざまな料理に使えるほか、スライスしてそのまま食べることもできる、ストックしておくと便利な万能アイテムです。

東遠「リチャム」とは?

Photo by muccinpurin

価格:518円(税込)
リチャムとは、韓国生まれのランチョンミートのこと。韓国の食品を広く手掛ける、東遠(ドンウォン)が販売しています。日本ではカルディのほか、コストコでも取り扱いがあるので、見たことがある方も多いかもしれませんね。

日本でランチョンミートといえば、スパムやチューリップが有名です。沖縄のポーク卵やスパムおむすび、ゴーヤチャンプルーには欠かせません。

日本でメジャーなランチョンミートとリチャムに、味の違いはあるのでしょうか。

Photo by muccinpurin

原材料は、豚肉、食塩、砂糖などなど。そのほか調味材や増粘剤などが使われています。1缶340g入りで518円と、缶詰としてはややお高めですが、かなりのボリュームがあるのでいろいろな料理に使いまわせそうですよ。

リチャムは生でも食べられる

Photo by muccinpurin

スパムやチューリップもそうですが、リチャムも加熱済なので、開封したらそのまま食べられますよ。

Photo by muccinpurin

大きさは一般的なランチョンミートとそこまで変わりません。1ミリの隙間もなく缶に詰まっているので、中心にフォークを刺して抜き取りました。

手軽に作れるリチャム&マヨ丼がおすすめ

Photo by muccinpurin

リチャムのパッケージに記載されていた、リチャム&マヨ丼を作ってみましたよ。リチャムをサイコロ状にカットして焼き、スクランブルエッグと一緒にごはんに盛り付けます。仕上げにマヨネーズをかければ完成。筆者は彩りに刻みパセリを散らし、粗挽き黒こしょうを挽きました。

リチャムはすでに火が通っているので軽く炒めるだけで香ばしい色合いに。卵は半熟に仕上げれば、完成まで約5分。忙しい朝でもパパッと作れるお手軽丼です。

そのまま食べるより、焼くのが断然おすすめ

Photo by muccinpurin

ランチョンミート、半熟卵、マヨネーズなんて想像しただけでおいしいに決まってます。カリカリに焼いたリチャムの食感がよく、生で食べるのはもったいないほどのおいしさ。これは絶対に焼くべきです。

気になるのはリチャムとスパム、チューリップの違いですよね。あくまで筆者の個人的な感想ですが、スパムの方が肉肉しいというか、野性味あふれる味わいだった気がします。さらにスパムの方が塩気が強かった気も……。

一方でリチャムは比較的さっぱりとした味わいで、ややワイルドな厚切りハムといったところ。韓国生まれだからと言って辛いということはありませんでしたよ。

ケチャップで味変

Photo by muccinpurin

スパムと比べてややあっさり味だったので、ケチャップをチョイ足ししてみましたよ。ケチャップが加わることで味がグッと引き締まり、これはこれで美味。お好みで味変してみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ