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豆花とは?
豆花は台湾スイーツとして知られていますが、発祥は中国だとされています。また、台湾や中国だけでなく、マレーシア、シンガポールなどでも人気のある食べ物です。
豆花のおもな原材料は大豆で作る豆乳、凝固剤として食用石膏粉(硫酸カルシウム)を使うのが伝統的な製法。現在はにがり(塩化カルシウム)や、冷たい豆花にはゼラチン、寒天、アガーなども使われます。
これらを温めて固めたものに、豆やフルーツ、さつまいもなどをトッピング。さらに甘いシロップをかけて食べるスタイルが主流です。冬は温かく、夏は冷たくしていただきます。
豆花のおもな原材料は大豆で作る豆乳、凝固剤として食用石膏粉(硫酸カルシウム)を使うのが伝統的な製法。現在はにがり(塩化カルシウム)や、冷たい豆花にはゼラチン、寒天、アガーなども使われます。
これらを温めて固めたものに、豆やフルーツ、さつまいもなどをトッピング。さらに甘いシロップをかけて食べるスタイルが主流です。冬は温かく、夏は冷たくしていただきます。
豆花の読み方は?
台湾では「豆花(ドウファ)」、香港では「豆腐花(ダウフファ)」と表記・発音します。中国の一部地域では、「豆腐脳(ドウフナオ)」と呼ぶところも。日本では、「トウファ」と読むのが一般的です。
味や食感は?
豆花は、つるんとしたなめらかな舌ざわりと、日本の絹豆腐よりもやわらかい食感が持ち味です。豆花自体は甘くないのでさっぱりしています。シロップは、きび砂糖やてんさい糖で作られることが多く、自然な甘さが特徴。トッピングによって、味わいや食感が変わるのも豆花の魅力といえます。
豆花の歴史は紀元前から!
豆花の発祥には諸説あります。ひとつは、豆乳が偶然石膏に触れて固まったという説。また、中国王朝の王族が、豆乳に食用の石膏を入れて豆腐を作ったという説もあります。いずれも紀元前のこととされていて、古くから豆花が食べられていたとする説が有力です。
豆花の食べ方は地域によって違う
豆花の食べ方は地域によって違います。台湾や香港では、スイーツとして食べることが多いため、甘いシロップをかけたり、フルーツをのせたりするのが一般的。日本でもこの食べ方が主流ですね。
一方、中国の一部地域ではおかずとして食べます。肉や野菜などと豆花を炒め、塩味に仕上げることが多いようです。また辛く味付けしたり、しゅうゆ味のあんをかける食べ方もあります。
豆腐や杏仁豆腐との違い
豆花と豆腐、杏仁豆腐は、白い色と見た目がよく似ていますね。とくに絹豆腐とそっくり。それもそのはずで、どちらも豆乳が原材料です。
にがりと食用石膏の凝固剤の違いがありますが、すでに紹介したように、にがりを使う豆花もあります。ただし、豆乳の作り方や固める工程が微妙に異なるため、豆花=豆腐ということにはなりません。
一方の杏仁豆腐は、あんずの種を粉状にした杏仁(きょうにん)や、そこに砂糖や脱脂粉乳などを加えた杏仁霜がベース。つまり、豆花とは原材料がまったく違うのです。
にがりと食用石膏の凝固剤の違いがありますが、すでに紹介したように、にがりを使う豆花もあります。ただし、豆乳の作り方や固める工程が微妙に異なるため、豆花=豆腐ということにはなりません。
一方の杏仁豆腐は、あんずの種を粉状にした杏仁(きょうにん)や、そこに砂糖や脱脂粉乳などを加えた杏仁霜がベース。つまり、豆花とは原材料がまったく違うのです。
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