ルイボスティー

ルイボスティーは、南アフリカ共和国にのみ自生するルイボスの葉を発酵・乾燥させて煮だしたお茶です。カフェインを含まないため、就寝前のリラックスタイムにも飲むことができますよ。

ルイボスティーには強力な抗酸化作用があり、シミやしわの原因となる活性酸素を除去するはたらきが。健康な肌を維持したい人におすすめです。(※19)

カフェインに関するQ&A

Q. カフェイン中毒はどんな症状?

A. カフェインの過剰摂取による急性カフェイン中毒の症状としては、吐き気、嘔吐、手足のしびれ、動悸、悪寒、意識消失、心肺停止などがあげられます。近年、カフェイン中毒での救急搬送が増えており、まれに死に至るケースも。

個人差がありますが、1時間以内に体重1kgあたり6.5mg以上のカフェイン摂取で、半数の人に中毒症状がみられるとされています。体重50kgの人であれば325mg、コーヒーであれば、マグカップ(237ml)約2杯半です。1回あたりのカフェイン摂取は200mgまでが望ましいため、一度に2杯以上飲むのはなるべく避けましょう。(※1,20)

Q. どのくらいカフェインを摂ると目が覚める?

A. カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、これだけ摂れば目が覚めるという量は人によって違います。また、頻繁に一日の目安量以上のカフェインを摂っていると、カフェインの作用を感じにくくなり、常にカフェインを摂らないといられなくなるおそれが。一日の目安量や1回量を守り、様子をみながら適度にカフェインを摂るようにしてくださいね。(※1,20)

Q. 運動前にカフェインを摂るといい?

A. 運動前のカフェイン摂取で、持久力の向上や、エネルギー消費量の増加が期待できますよ。カフェインを摂ってから1時間ほどで、血液中に遊離する脂肪酸が増加し、中性脂肪が分解されやすくなることがわかっています。そのため、運動する1時間ほど前にカフェインを摂ることは、効率よく脂肪を燃焼させるのに役立ちますよ。(※21,22)

カフェインの量を知ろう

カフェインは適量であれば健康維持や、効率的な仕事や勉強に役立ちます。しかしカフェインの作用を得たいがために過剰に摂ってしまうと、中毒症状につながるおそれが。健康な成人では一日あたり400mg、1回あたり200mgまでが目安です。また、妊娠中や子ども、カフェインに敏感な人は摂取量を抑える必要があります。

カフェインを含む飲み物と食べ物を組み合わせると、意外と摂り過ぎている場合も。食品に含まれるカフェインの量を知って適量を守り、上手に付き合いましょう。
【参考文献】
※8 八訂食品成分表2021|女子栄養大学出版部
(2022/03/27参照)
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