新TKGのお供降臨！カルディ「牡蠣バター」はいつ品薄になってもおかしくない罪バター

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ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

奥深いコクの「ほたて貝柱だし」が手軽に家庭の味に！

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これは流行る…カルディで新作「牡蠣バター」を発見！

2022年3月中旬、カルディから新作「もへじ牡蠣バター」が発売されました。

カルディと言えばオリジナル調味料が充実しており、なかでもパンをおいしく食べるためのアイテムが豊富なことで知られています。これまでも甘い系だと「あまおうバター」「シャインマスカットバター」、しょっぱい系だと「うにバター」など、パン活がはかどそうなスプレッドが豊作。発売のたびに争奪戦が繰り広げられます。

この度発売された牡蠣バターは、牡蠣の一大産地として知られる広島県産の牡蠣とバターを合わせた濃厚なスプレッド。旨みたっぷりの牡蠣と風味豊かなバターのコラボなんて、ずるすぎる！

カルディ「もへじ牡蠣バター」

Photo by muccinpurin

価格：486円（税込）

○○バターと名のついたアイテムは大概罪な味わいですが、この記事でレビューする牡蠣バターほど、ギルティだったバターはありません。そのまま食べてももちろんおいしい牡蠣は、オイスターソースの原料になるほど旨みが詰まった食材。風味豊かなバターと合わさって、おいしくならないはずがありません。

バターという名称ですが、常温で販売されています。開封後は冷蔵庫で保存してくださいね。

Photo by muccinpurin

原材料は、牡蠣（広島県産）、食用なたね油、バター、卵、発酵調味料、醤油、砂糖、本みりんなど。牡蠣とバターだけでも充分おいしそうなところに、発酵調味料や醤油、みりんで味を調えているようですよ。

1瓶に90g入って486円と、パンのお供にしてはややお高く感じますが、高級食材の牡蠣を使っているとなると、お値段にも納得感がありますね。

牡蠣の旨みが濃厚。かに味噌の味にも似ている!?

Photo by muccinpurin

見た目はアースカラーで映えませんが、ふたを開けた瞬間漂う磯の香りに、心をグッと掴まれました。香りがすでにおいしい！牡蠣バターというネーミングからもっと脂っこいものをイメージしていましたが、まるで牡蠣をミキサーにかけてそのまま瓶に詰めたような濃厚さです。

いい香りにそそられてちょっぴり舐めてみると、濃厚な牡蠣の旨みと磯の香りがぶわっと広がります。これはおいしい！！パンに塗ったときのことを想像すると興奮が抑えられません。濃厚でコクたっぷりの味は、どことなくかに味噌も感じさせます（商品にかに味噌は使われていません）。牡蠣とともにかに味噌を食べているようで、なんだか得した気分♪

大さじ1杯（約15g）あたりのカロリーは36.9kcalでした。

牡蠣バターのおいしさが活きるアレンジ2選

1. 間違いない組み合わせ「牡蠣バタートースト」

Photo by muccinpurin

まずは王道中の王道、牡蠣バタートーストで実食。実際のバターのように熱で溶けるわけではないので、パンにしみ込むことはありませんが、“牡蠣バターを食べているぞ！” という感覚で満足感がありますよ。

バターの風味は控えめですが、牡蠣の複雑な旨みでおいしさをカバー。ひと口頬張った瞬間、衝撃が走るおいしさです。

Photo by muccinpurin

甘みと旨みたっぷりの牡蠣バターは、想像以上にパンと相性抜群。牡蠣バターは全体的にまろやかな味わいなので、粗挽き黒胡椒を振ると味が締まっておいしさが倍増しますよ。

まるでフランス料理のコースで出てくる前菜のようなリッチな味わい。トーストだけでなく、クラッカーに付けてチビチビつまみながら、白ワインを飲んだら最高なんだろうな。スティック野菜のディップでもおいしそう……など妄想が膨らみます。というわけで、おつまみとしても優秀です。

2. 旨み5割増し!? 「卵かけごはん」

Photo by muccinpurin

牡蠣バターはパンだけでなく、ごはんとも相性がいいんですよ。卵かけごはんに牡蠣バターをちょこんとのせてしょうゆをたらせば、炊き立てごはんの湯気にのって磯の香りがふわ～ん。辛抱たまらず豪快にかきこめば、もれなく幸福が舞い込みます。

卵かけごはんのアレンジも出尽くした感がありますが、牡蠣バターのちょい足しはこれまでにない旨みが加わることで筆者の体感5割増しのおいしさ。もっと早く出会いたかった……と思わせるほどの衝撃です。