塩分過多になる

前述したように、駄菓子の酢イカには塩分が多く含まれています。一日あたりの塩分の摂取目標量は、成人女性で6.5g未満、成人男性で7.5g未満です。酢イカ1袋(15g)あたりの食塩相当量は0.6~0.7gと多くないように思えますが、食べ過ぎると塩分過多につながります。

また、一般的な日本人の食生活では、塩分を目標量より多く摂っているため、注意が必要です。(※1,8)

エネルギーの過剰摂取につながる

酢イカには糖質や脂質が含まれており、食べ過ぎるとエネルギーの摂り過ぎにつながるおそれがあります。

糖質の摂取量が多すぎると、体内でエネルギーとして消費されません。余った糖質は、体内で中性脂肪として蓄積されます。脂質も過剰摂取すると同様に太る原因になるため、酢イカは食べ過ぎないようにしましょう。(※1,2,4,6,7)

食事のリズムが乱れる

酢イカに限らず、お菓子を食べ過ぎると食事のリズムが乱れてしまいます。たとえば夜食にお菓子を多く摂ると、翌朝に食欲がわかず、朝食が食べられなくなるおそれが。

朝食は午前中に必要なエネルギーを補給したり、体内時計を整えたりするうえで重要です。ほかの食事が摂れなくなるほど酢イカを食べるのは避けましょう。(※9,10)

酢イカは一日にどれくらい食べていい?

一日に間食から摂ってよいカロリーは200kcalが目安です。酢イカ1袋(15g)は30kcalなので、6袋ほどに相当します。

しかし、前述したように酢イカは塩分量が多く、6袋も食べると塩分の摂取目標量の半分を超えてしまいます。塩分の摂り過ぎを避けるために、1袋程度にとどめるのがおすすめです。(※1,10)

ダイエット中に酢イカを食べると太る?

酢イカには、摂り過ぎると肥満の原因となる糖質や脂質が含まれています。ほかの食事と合わせて、摂取エネルギー量が過剰になると太るおそれが。

また、むくみも体重が増える原因のひとつです。酢イカには過剰摂取するとむくみにつながる塩分が多く含まれているため、ダイエット中は摂り過ぎないようにしましょう。(※6,7,8,11)

酢イカをダイエット中に食べるコツ

酢イカをダイエット中に食べる場合は、よく噛んで食べましょう。しっかり噛むと満腹中枢が興奮するため、食べ過ぎ対策につながりますよ

酢イカは噛み応えがあるため、自然と噛む回数が増えるのがメリットです。ほかのお菓子の代わりにしたり、食前に食べたりするのがおすすめ。また、酢イカを食べ過ぎないよう、あらかじめ量を決めてくださいね。(※12)
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