黒豆ダイエットのポイントや注意点

一日あたり70gまでにする

黒豆ダイエットに使用する黒豆(乾燥)は、一日あたり70gまでを目安にしてください。黒豆に豊富に含まれる食物繊維は、摂り過ぎるとお腹がゆるくなるおそれがあります。ダイエットに良いからといって、摂り過ぎには注意が必要です。(※1,12)

食前や間食として食べる

黒豆を食べるタイミングも重要です。おすすめは、食前や間食。不溶性食物繊維が豊富な黒豆は、繊維質のため自然と良く噛んで食べます。たくさん噛むことで、脳の満腹中枢が刺激され食べ過ぎ対策に役立ちますよ。ほかにも、全身のエネルギー代謝が活性化し、脂肪燃焼も期待できます。(※4,21)

夜遅い時間に食べない

みなさんは、何時ごろに晩ごはんを食べることが多いですか?基本的に夜は眠るだけなので、活動量が少なくエネルギーの消費量も低いです。また、脂肪を貯め込む作用がある「BMAL-1」と呼ばれるたんぱく質があります。BMAL-1は、夜の22時~2時にもっとも活性化されます。

そのため、ダイエット中に限らず、夜遅い時間に食事を取るのはなるべくやめましょう。(※22)

市販品の砂糖に注意する

ほっくりおいしい黒豆煮。市販品は器に盛るだけなので、もうひと品欲しいときに何かと便利ですよね。しかし、たくさんの砂糖が使われているため糖質量も多くなりがち。購入する際は、パッケージ裏側の原材料表示や栄養成分表示を確認するようにしてくださいね。(※15)

管理栄養士が答えます!黒豆ダイエットに関するQ&A

Q. 甘い黒豆でもダイエット効果はある?

甘い黒豆煮でも、黒豆を使っていることに変わりありません。そのため、ダイエットをサポートする栄養素ももちろん含まれています。ただし、黒豆煮には砂糖が使用されており糖質量が多いため、摂り過ぎには注意が必要です。(※15)

Q. 枝豆や大豆にも同様のダイエット効果はある?

大豆は大きさや色の違いなどにより、数百種類に分けられます。一般的な大豆は「黄大豆」と呼ばれ、黒豆は「黒大豆」に分類されます。また、枝豆とは枯れる前の大豆を収穫したもの。すべて大豆に当てはまるなら、作用も同じなのでは?と思いますよね。

しかし、枝豆・大豆・黒豆の3種類のうち、アントシアニンは黒豆のみに含まれます。そのため、枝豆や大豆にもまったく同じはたらきが期待できるかといえば、そうではありません。(※5,23)
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