どんなスポンジを使ったらいいの?

100%植物性の「セルローススポンジ」

ではプラスチックが含まれないスポンジは?というと、まずおすすめなのがセルローススポンジ。パルプから生まれる100%植物性のスポンジです。

たとえ繊維が落ちて排水に流れたとしても、微生物によって分解されるので安心。吸水性や速乾性にも優れているので、使い心地も通常のキッチンスポンジに引けを取りません。おしゃれなデザインが多いので、わが家のキッチンに合わせて選んでみては?

スポンジクロス by Ten and Co./Sponge Cloth ¥770(税込)(minimal living tokyo.)

ヘチマから作られた「ヘチマスポンジ」

「ヘチマたわし」は文字通り植物のヘチマから作ったたわし。ヘチマを乾燥させて皮と種を取り除いただけの正真正銘ナチュラルなたわしです。

白だと漂白しているけど、茶色なら無漂白でさらにエコ。ゴワゴワ感が鍋のこげ落としなどにも最適です。食器洗いだけでなく、体を洗うボディスポンジとしても代用できます。

ヘチマスポンジ/Loofah Sponge ¥715(税込)(minimal living tokyo.)

方法2.プラスチックの歯ブラシを減らす

1年間に世界中で廃棄されるプラスチック歯ブラシは38億本。だいたい2~3か月に1本のペースで買い替えるため、1人につき50年間でおよそ300本の歯ブラシを使い捨てることになります。これって、かなりの本数だと思いませんか?

一般的な歯ブラシは、ブラシもハンドル部分もプラスチック由来。基本的に短期間で使い捨てるものなのでプラスチックは避けたいところですが、歯磨きにプラスチック歯ブラシを使わない方法はあるのでしょうか?

どんなことを実践したらいいの?

竹製の歯ブラシを使う

歯ブラシには、ブラシ部分に豚毛や馬毛などの天然毛を使ったものもあります。エコを考えてハンドル部分も竹製になっていたり、見た目にもおしゃれ。毎日の歯磨きも、味気ないプラスチック製よりぐんと気分が上がります。

天然毛だとゴシゴシ磨いても歯が傷つきにくく、使い込むほど歯にフィット。個人差はありますが、2~6ヶ月程度の目安で使えるなど、長持ちするのもメリットです。

バンブー歯ブラシ/Bamboo Toothbrushes ¥1,760(税込)(minimal living tokyo.)

歯磨きタブレットを使う

歯ブラシだけでなく、歯磨き粉のチューブもプラスチック素材。内側を洗って捨てる人は少ないため、ほとんどがリサイクルされずに焼却処分されることになります。

そこでおすすめなのが、歯磨きタブレット。タブレットをひと粒口に入れて噛み砕いたあと、歯ブラシで普通に磨きます。これなら使い捨てのプラスチックチューブは必要なし。

また、最近ではパッケージが紙製だったり、詰め替えて繰り返し使えるタイプの歯磨き粉も増えているのでチェックしてみましょう。

歯磨きタブレット/Crush & Brush by Nelson Naturals ¥1,760(税込)(minimal living tokyo.)

天然素材のデンタルフロスを使う

さらにデンタルフロスにも注意!たいていのフロスは100%ポリエステル。つまりプラスチック製です。1回使っただけで捨ててしまうので、フロスもシルクなどの天然素材を選ぶといいでしょう。

天然素材のデンタルフロスはケースも環境に配慮して紙製やガラス製がほとんどで、ナチュラル感のあるパッケージデザインも素敵。

また、フロスのコーティングまで天然ワックスを使っていることも。口に入れるものだから、天然素材で安心して使えるってうれしいですよね。

天然デンタルフロス/All Natural Dental Floss ¥990(税込)(minimal living tokyo.)
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