方法3.生理用品はプラスチックレスを意識する

あまり注目されていませんが、ほとんどの生理用品はプラスチックできています。そして欧州委員会によるとこの生理用品、驚いたことに海に多く捨てられるプラスチックごみの中で第5位!

生理用ナプキンやタンポンのアプリケーターなどを正しく廃棄しない人が多く、ビーチクリーンをするとたくさんの生理用品が見つかると言います。何気なく使っている生理用品が、実は海洋汚染に深くかかわっているのです。

そう考えてみると、女性は毎月15~20枚程度の生理用ナプキンを使い、生理が続く40年間で考えただけでも約9,600枚も消費することになります。

きちんと捨てたとしても汚れてしまったプラスチック類は焼却処分するしかなく、CO2を排出して地球温暖化を促すことに…。

やはり生理用品もプラスチックフリーが一番。実際、最近ではプラスチックを使っていない優秀な生理用品がいろいろ登場しています。

どんなものを使ったらいいの?

吸水型サニタリーショーツを使う

吸水型サニタリーショーツは生理中もナプキンなしで過ごせるという優れモノ。続々とさまざまなブランドからも発売されています。

その中からレディースウエアブランドの「emmi(エミ)」から発売された吸水型サニタリーショーツをご紹介。表生地1枚、防水布2枚、吸水不織布1枚、メッシュ生地1枚の5層構造になっていて、吸水性も速乾性も抜群。

スタンダードタイプは約80ml、フルタイプは125mlの吸水力があり、通常の経血量ならラクにカバーできます。表地は肌にぴったりフィットするストレッチ素材。アウターに影響しないよう少ない縫い目で仕立てているので、使い捨ての生理用品を使わずに済むうえ、生理の日も自由にファッションが楽しめるのです。

吸水サニタリーショーツ スタンダード ¥6,050(税込)(emmi)
カラー:チャコールグレー、ブラック
サイズ:S、M、L

布ナプキンを使う

もう一つの方法は布ナプキンを使うこと。最近では可愛らしいデザインの布ナプキンが売られていて、サイズ展開も昼用~夜用までありバリエーション豊富。

肌にやさしいオーガニックコットンやシルクの生地が使われていたりと、使いやすさも使い心地もぐんとアップしています。

写真は女性向けの商品を販売する「COCOFA(ココファ)」の布ナプキン。肌面にはオーガニックコットンを使ったネル地を使用されていて着用感は抜群です。

布ナプキンは、使用後は浸け置き洗いをして繰り返し使えます。経済的ではありますが、「洗うのが面倒」という人もいるでしょう。

慣れれば大した手間ではありませんが、そんな人はコットンなどの天然素材で作られた紙製のナプキンやタンポンを試してみてはいかがでしょうか?少しでもプラスチックごみを減らすという意味ではこちらもエコです。

コットン製のナプキン

コットン製のナプキンはプラスチック由来のものより通気性がよく、生理時特有の痒みやかぶれ、ムレなどを防いでくれるというメリットもあります。

また、通常のナプキンには高分子吸収剤が使われていてジェリー状に経血を固めることで漏れにくくしていますが、水分が長時間ナプキン内に閉じ込められるので子宮が冷えて生理痛につながることも。コットンナプキンには高分子吸収剤が使われていないので、そんな心配も要りません。

とはいえ、布ナプキンや天然素材のナプキン・タンポンは吸収力が低め。抵抗感のある人は経血量が多い日や長時間外出する日は避けるなどして、徐々に移行していくといいかもしれません。

小さなことの積み重ねでプラスチックフリーな暮らしに

プラスチックがどれだけ環境に悪影響を及ぼしているかを知ると、日々使っているプラスチック製品を見る目も変わってきませんか?

日用品を天然素材に変えるだけで、プラスチックごみは減らせます。身の回りのものを少しずつ見直して、プラスチックフリーな暮らしに変えていきましょう。

<文>伊藤ミミ
writer / Sheage編集部
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