腸内環境を整える

ダイエットのために食事の量を減らすと、便秘につながるおそれが。そして便秘になると、腸内で悪玉菌が増える原因となり、悪循環に陥ってしまいます。

大豆に含まれるオリゴ糖や食物繊維には、腸内で善玉菌のえさになって増殖を助ける作用があるため、腸内環境を整えるのに役立ちます。また、湯豆腐のようにあたたかいものを摂ることも、便秘対策になりますよ。(※11,12,13)

ダイエット中に湯豆腐を食べるときのポイント

使うタレに気をつける

先述したように、使うタレによってカロリーや糖質量、塩分量が異なるため注意が必要です。もともと湯豆腐は素材を味わう料理なので、タレをたくさんかけたりつけたりせずに、なるべく昆布だしで煮た豆腐のそのものの味を楽しみましょう。

食べ過ぎない

湯豆腐はカロリーが高い料理ではありませんが、だからといっていくらでも食べてよいわけではありません。食べ過ぎないようにしてくださいね。

また、大豆に含まれるイソフラボンには、安全な摂取目安量が設定されています。体内で吸収される際の「大豆イソフラボンアグリコン」としての上限量は、一日あたり70~75mg。豆腐1丁(300g)には平均60mg程度の大豆イソフラボンアグリコンが含まれているので、1丁までを目安に食べるのがおすすめです。(※14,15)

野菜と一緒に食べる

シンプルな豆腐だけの湯豆腐ばかりを食べていると、ビタミンAやCなどの栄養素が不足してしまいます。ダイエット中でも、バランス良く食べることが大切です。豆腐に少ない栄養素を補うためにも、野菜と一緒に食べるのがおすすめ。腸内環境を整えるのに役立つ、食物繊維も摂れますよ。(※11,12)

湯豆腐をダイエット中でもおいしく食べるレシピ2選

1. 旨味を堪能。基本の湯豆腐

Photo by macaroni

昆布の旨味たっぷりのだしで煮込む、基本の湯豆腐レシピ。豆腐が硬くならないよう、弱火であたためるように加熱するのがポイントです。

ダイエット中には、薬味にしょうがを使うのがおすすめ。しょうがの辛み成分には、脂肪燃焼を促す作用があります。また、しょうがの成分には血管を広げるはたらきがあるため、血流がよくなり、老廃物が排出されやすくなりますよ。(※16)

2. ピリ辛アレンジ!白ごま担々湯豆腐

Photo by macaroni

レンジ調理で簡単に作れる、湯豆腐の担々アレンジです。豆腐も肉も野菜も摂れて、満足感のあるひと品。すべてレンジで作れるため、油を使わずヘルシーな肉みそが作れますよ。

お好みでかけるラー油は脂質が多く高カロリーなため、ダイエット中はかけ過ぎに注意してくださいね。(※11)
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