作り方

1. 梨の皮を剥いてカットする

Photo by macaroni

皮を剥き、縦にカットしたら、芯を取り除きます(6〜8等分)。

「梨は皮のまわりと、おしり部分の甘みが強いので、 “なるべく薄く皮を剥くこと” 甘さが分散するように “縦方向にカットすること” が甘さを引き出すポイントです。

また、梨が変色しないように、作る直前にカットするようにしましょう」

2. 材料をすべてミキサーにかける

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材料をすべてミキサーに入れ、かくはんします。

ミキサーをかける時間は、15〜20秒を目安にし、なるべく最小限にするのがポイント。長すぎると、熱が加わって甘さや栄養素が失われてしまいます。短い時間でかくはんすることで、梨本来のおいしさがキープできますよ」

あとはグラスに注ぐだけで完成!工程はたったこれだけですが、実際に飲んでみると甘みが強く、まるで砂糖や蜂蜜を入れたかのよう。とろみがありつつも、サラッとした飲みやすさもあります。

分量を変えて好みの食感を見つけよう!

「ご紹介したレシピは飲みやすさを重視しています。冷凍梨とフレッシュな梨の分量調節をすれば、好みのテクスチャーに簡単アレンジできますよ。

スムージーのようなもったり感を出したいなら、冷凍梨の分量を増やし、サラッとさせたいなら、フレッシュな梨の分量を増やしてみてください♪

また、ごろっとした果肉感を味わいたい人は、ミキサーの “フラッシュ機能” を使って細切れにまわすと、ジュースにしたときに食感を残せるのでおすすめです」

素材の味を最大限活かす "究極” の梨ジュース

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材料、工程自体はシンプルですが、ひとつひとつにこだわりをもって作ることで、素材のおいしさを追求した "究極” の梨ジュースが完成しました。

「梨の旬は8月〜10月で、スーパーに陳列される梨は、9月下旬頃に早生から晩生に変わります。晩生の梨は日持ちするため家庭で扱いやすく、ジュースにすると梨の食感が残りやすいという特徴がありますよ」と阿部さん。いろいろな種類の梨を使って、味わいの変化を楽しんでみるのも良さそうですね!今年は旬の梨をジュースにして、贅沢に味わってみてはいかがでしょうか。
取材協力

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「FRUITS IN LIFE」東京ミッドタウン店 フルーツの摂取量が不足しがちな現代人に、健康のために日常の中で手軽にフルーツを摂取してもらえるよう、『フルーツ食』という新しい食習慣を提案するフルーツジュースバー&デリ。メニューはすべて植物由来で、スムージーやスロージュースだけでなく、普段の食事として気軽にフルーツを取り入れられるさまざまなメニューを取りそろえている
取材・文/猪狩明日奈
撮影/實重かおり(macaroni 編集部)
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