ライター : 高井 なお

道産子主婦グルメライター

札幌市民の定番ちくわパンとは?

Photo by 高井なお

札幌のベーカリーショップ「どんぐり」で1980年代に誕生した「ちくわパン」。ちくわの穴にツナサラダをつめたものをパン生地で包んで巻き、こんがり焼き上げたひと品です。

誕生したきっかけは、お客様との雑談のなかで「お弁当に入っているちくわをパンにしたら面白いんじゃない?」と言われたこと。今もなお北海道内外にファンをもち、札幌市内のパン屋さんでもよく見かけるほどの定番商品になりました。

ではさっそく「おすすめちくわパン」をご紹介していきます!

1. ちくわパンの元祖「どんぐり 本店」

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白石区・南郷7丁目エリアに本店を構える、1983年創業の「どんぐり」。札幌市内に全10店舗を展開し、朝早くから地元民で大にぎわいの人気ベーカリーです。

前述のとおり、ちくわパンの生みの親はここ「どんぐり」。現在も多くのファンをもつ「ちくわパン」は、老若男女に愛される大ヒット商品なんですよ。

ちくわパン

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167円(税込)
毎月たくさんの新商品が発売され、常時170種類ほどもあるラインアップのなかで一番人気を誇る「ちくわパン」。ふわもちのパン生地とちくわのぷりぷり食感が楽しめる、どんぐりの看板商品です。

マヨネーズを効かせたツナサラダとちくわが、ここまでパンに合うなんて……!相性のよさを世に知らしめた、革命的なひと品です。
店舗情報

2. 家庭的でやさしい「もりもと 南郷通店」

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千歳市に本店を構え、北海道に多数の店舗を展開するスイーツ&ベーカリーショップ「もりもと」。北海道素材を使用したスイーツが有名ですが、実は1949年の創業時はパン屋さんでした。

パン製造の歴史も長いため、北海道民にはパンも大人気(一部店舗では取り扱いなし)。単品のほか、ミニサイズの“量り売りパン”も地元民の定番になっています。

もりもとちくわパン

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180円(税込)
ころんとまあるいビジュアルの「もりもとちくわパン」。パンの構造は「どんぐり」のものと同じですが、細かい部分に個性が出ています。

まず大きく違うのはちくわの食感。すり身の質感を残した素朴な味わいで、噛み応えがあるんです。そしてマヨネーズや油は控えめ。家庭的でやさしいちくわパンです。
店舗情報

3. ポイントは紅しょうが「ロイズ 東苗穂店」

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“北海道の地で本場・ヨーロッパに負けないチョコレートをつくりたい”という想いのもと、1983年に創業した「ROYCE'(ロイズ)」。新千歳空港をはじめ札幌市内に全8店舗を展開している、チョコレートに特化したお菓子屋さんです。

全国的に生チョコが有名ですが、地元民には大型店舗でしか購入できないパンが大人気♪
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