ライター : macaroni 編集部

【10位】江戸時代から愛される「とろろ汁」

Photo by 丁子屋

十返舎一九の「東海道中膝栗毛」や歌川広重の「東海道五十三次・丸子」など、丸子宿(静岡市葵区)の名物とされている、とろろ汁。

自然薯を皮ごとすりおろし、味噌汁を加えるのが静岡流で、麦飯と一緒にいただきます。元気が出ないときのパワーフードとして食べたいですね。

おすすめの店「丁子屋(ちょうじや)」

Photo by 丁子屋

静岡でとろろ汁といえば「丁子屋(ちょうじや)」。江戸時代初期から続く、静岡で最古のとろろ汁のお店です。旧東海道沿いの丸子にある、趣ある茅葺き屋根の古民家が目印。

看板メニューのとろろ汁は、契約農家から仕入れる自然薯や厳選素材を贅沢に使用しています。

とろろ汁をメインにした定食がいくつかありますが、まずはシンプルにとろろ汁を味わってほしいので、とろろ汁・麦めし・味噌汁がセットになった「丸子(まりこ)定食」(税別1,400円)がおすすめ。お腹に余裕があるなら、丁子や名物「揚げとろ」も追加注文を。自然薯本来の味わいが楽しめます。
店舗情報

【9位】鮮度が命!とれたてプリプリ「生しらす」

Photo by どんぶりハウス

海の幸の宝庫、静岡県。おいしい魚介がたくさんあるなかで、ぜひ味わってほしいのが、生しらすです。とれたてのプリプリ食感を味わえるのは、漁場と漁港が近い静岡だからこそ!

冷凍ではなく「生」が食べられるのは、漁がおこなわれる4月から11月のみです。しらすが水揚げされる由比港と用宗港周辺のお店が狙い目ですよ。

おすすめの店「どんぶりハウス」

Photo by 川端葉子

用宗港の駐車場にあるプレハブ小屋のお店が「どんぶりハウス」です。漁協直営店とあって、鮮度も味も値段も大満足!その日に水揚げされた生しらすがたっぷり盛られた丼が味わえます(しらす漁期で出漁日のみ)。

おすすめは生しらすと漬けまぐろがハーフ&ハーフになった「用宗丼」(900円)。せっかくなので、静岡まぐろも一緒に味わっていただきたいです!青空の下、港の潮風に吹かれながら食べると、おいしさも格別ですよ。
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【8位】全国トップクラスの生産量!「いちご」

Photo by 川端葉子

静岡のいちご生産量は全国トップクラス!いちごを栽培している農園が立ち並ぶ「いちご海岸通り」と名付けられたエリアがあるくらいです。

全国的にも有名な「章姫(あきひめ)」をはじめ、「紅ほっぺ」や「きらぴ香(か)」など、静岡生まれの品種もたくさんあるんですよ。そのままはもちろん、スイーツで味わうのもおすすめ!

おすすめの店「農園カフェ なかじま園」

Photo by 川端葉子

オリジナルの土作りや徹底した温度管理など、こだわりのいちごを栽培している「なかじま園」運営のカフェ。休日は行列必至の人気ぶりです。店内からはいちごを栽培しているハウスが見えますよ。

人気の「贅沢ストロベリーパフェ」(税込900円)は、フレッシュないちごに、自家製ストロベリージェラートといちごジャムソースが盛られた、おいしいパーツがてんこ盛りの贅沢なパフェ。

いちごは甘さと酸味がほどよいバランスの「きらぴ香」を使用しており、さっぱりしたソフトクリームとの相性がバッチリです(いちごの収穫が終わる6月中旬頃までの期間限定)。
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