ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

いちごの賞味期限は何日ぐらい?

青果店やスーパーなどで販売されているパックや袋入りのいちご。これらには賞味期限が表示されていません。消費者庁が定める「賞味期限」は、主に加工品を対象にしているため、生鮮食品であるいちごには表示義務がないのです

とはいえ、何日ぐらい日持ちするのか気になるところ。保存方法によって多少異なるものの、冷蔵庫の野菜室で2~3日を目安にするとよいでしょう。あまり日持ちしないため、早めに食べ切ってくださいね。

賞味期限を延ばすいちごの保存方法

Photo by macaroni

傷があるものを先に食べる

熟しすぎていたり、少し傷があるいちごは先に食べましょう。そのままにしておくと、ほかのいちごも傷みやすくなってしまうおそれがありますよ。買ってきたら、ひと粒ずつ確認するとよいですね。

水洗いは食べるときに!

いちごはとてもデリケートで、触ったり水に濡れたりすると傷みやすいです。冷蔵庫に入れる際は洗わずに保存し、食べるときに水洗いしましょう。ヘタ付きのまま、流水やボウルに張った水でやさしく洗ってくださいね。

パックのまま冷蔵庫の野菜室へ

いちごは高温と乾燥に弱いため、冷蔵保存しましょう。なかでも野菜室は、冷蔵室にくらべて湿度がキープされるためおすすめです。すぐに食べる場合は、パックのままポリ袋に入れたり、パック全体をラップで包んだりして保存してくださいね。

アルミホイルで包んで冷蔵庫の野菜室へ

アルミホイルに包むと、いちごの光合成によるカビや細菌の発生を防ぐことができます。保存方法は以下の通りです。

1. 大きめに切ったアルミホイルに、ヘタが下に向くようにいちごを並べる
2. いちご同士がくっつかないよう、アルミホイルで仕切る
3. アルミホイルで全体を包み、野菜室で保存する

この状態で約10日保存できます。アルミホイルの代わりにアルミカップにのせてもOK。そのまま保存するよりも長持ちさせることができるため、ぜひ試してみてくださいね。
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