戻し方のコツとポイント

戻し時間とできあがりの見分け方

戻し時間はひじきの産地や種類によって異なるので、購入した商品のパッケージを参考にしてください。表記がない場合は20分後に様子を見て、ふっくらとやわらかくなっていればOKです。

水洗いが必要な理由

乾燥ひじきには砂や小さなゴミが付いていることがあるため、水洗いしたあとやさしく洗いましょう。目の細かいザルに入れて乾燥ひじきを洗うと、底にゴミが残ってしまうおそれがあります。乾燥ひじきを手ですくいながらザルに移し、再度水で流すのがポイントです。

ひじきに含まれる「無機ヒ素」について

ひじきには自然界に広く存在する「無機ヒ素」が含まれています。無機ヒ素は水溶性のため、戻す過程で無機ヒ素を低減させることができます。

水戻しでは50%程度、ゆで戻しでは80%程度低減します。水で戻してからゆでると90%程度減らすことができますよ。

なお、食品を通じて摂取した無機ヒ素が健康に影響を及ぼすことはないとされています。また、どの方法で戻しても栄養価はほとんど変わらないので、自分に合ったやり方を取り入れましょう。(※1,2)

ゆで戻しの方法

乾燥ひじきとたっぷりの水を強火にかけ、沸騰後弱火にしたら5分ゆでます。ザルにあげて、流水で20秒間洗えば完成です。

ゆでこぼしの方法

乾燥ひじきをたっぷりの水に入れ、30分置きます。ザルにあげて水気を切ったら、沸騰したお湯に入れ、弱火で5分間ゆでます。一度ザルにあげ、流水で20秒間洗えば完成です。

戻したひじきの保存方法と日持ち

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