IHの場合

IHの場合はお鍋に洗って水切りしたお米と分量の水を入れて、フタをして中火にかけましょう。IHの中火は、700Wから1100Wです。蒸気が上がり始めたら10秒くらいふかし、火加減を極弱火に落とします。極弱火は200Wから300Wです。 極弱火にしてからの炊き時間は白ご飯やもち米の場合、1合から2合で10分を目安にしておきましょう。玄米や全粥は40分から50分が目安です。 ただし新米や古米、好みのかたさなどで水加減や浸水時間を調節する必要があります。極弱火で加熱後は火を止めてから10分くらい蒸らして完成です。

水加減

お鍋でお米を炊くときに大切なポイントのひとつが水加減です。最初にお米を洗った水は、さっと捨てるようにしましょう。最初の水を入れる役目は、米のまわりに付着しているゴミを洗い流すことが目的です。ゴシゴシ研がずに、早めに洗い流しましょう。 最近の精米は、ぬかが付着していることは少ないようです。力を入れてぬかをはがそうとしなくてもOK。ゴシゴシと研がず、やさしくかき混ぜるように行いましょう。 研ぎ終わえたらザルにあげて水を切ってください。お鍋にお米と炊くための分量の水を加えたらOKです。

粘りがあり甘くふっくらと炊き上がったご飯はお鍋だからできる格別な味

お鍋でお米を炊く方法について紹介しましたが、理解していただけたでしょうか。特に大切なポイントは、しっかり浸水させることと火加減、水加減、しっかり蒸らすことです。 またおいしく炊きたければ、軟水を使用すると良いと言われています。ミネラル分が豊富な硬水のほうが軟水よりも、おいしくなると思われがちです。 しかし水に含まれるカルシウムやマグネシウムが多過ぎると、いくら高価なお米を使っても、おいしいご飯は炊き上がりません。粘りがあり甘くふっくらと炊き上がったご飯は、お鍋だからできる格別な味です。ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
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