準備するもの

冷凍保存した食材は、空気に触れると乾燥し劣化が進みやすくなります。ラップで包むだけではNG。ラップに加えて、フリーザーバックなどの密閉できるものを準備します。

冷凍保存方法

1.明太子を一本ずつ、または一度に使い切れる量をラップに包みます。ラップと明太子はぴったりとくっつけて、きっちり包みます。
2.ラップに包んだ明太子をフリーザーバックに入れ、空気を抜いて密閉します。このとき、しっかりと密閉することが大切です。
3.食材を冷凍保存するときは、急速に冷凍すると劣化しにくくなります。密閉した明太子を金属製のトレイに乗せてから冷凍庫に入れると冷凍するまでの時間が短くなり、おいしさが長時間保てます。

バラ子の冷凍保存

明太子は1本、または卵巣そのままのひと腹で売られていることが多いですが、バラ子として安く売られていることもあります。これは形が規格外なだけで、中身は同じ。皮を取り除く手間もはぶけ、簡単においしく食べられます。
バラ子を冷凍する際も、一度に使い切る分を小分けにしてラップに包み、フリーザーバックに入れて冷凍すると便利です。バラ子のおすすめの保存方法は、ラップの上に明太子を1センチほどの厚さに広げて置き、上からラップをかぶせて、菜箸などで広げた明太子に格子状に切れ目を入れる方法。冷凍できた後は一回分をポキっと割れるので、必要な分だけ取り出せて便利ですよ。

解凍方法

冷凍した明太子は解凍するときに、冷凍庫内との温度差が大きいほど水分が出ていきやすくなります。この水分はドリップといって、明太子のうまみ成分も含まれ、流れてしまうと解凍した時に冷凍前よりパサついた食感になってしまいます。

解凍後の賞味期限

解凍した冷凍明太子は、どのくらいおいしさを保てているのでしょうか。解凍した後は、劣化が進むので、1週間以内に食べきるようにします。日が経つにつれて味は落ちていくので、なるべく早く食べきることをおすすめします。

明太子が腐ったらどうなる?

明太子の賞味期限が過ぎてしまったけれど、食べても平気だろうか?気になりますが、明太子は腐っても見た目に変化がわかりにくいもの。まず味やにおいが変化しますのでチェックしてみてください。酸っぱいにおいや生臭いにおいがする、粘度が増してネバネバとしている、糸をひいている、これらのことがあれば腐ってしまっている可能性がありますので、食べないようにしてくださいね。

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