2. キャラメルの名手「パティスリー・リュードパッシー」

「パティスリー・リュードパッシー(RUE DE PASSY)」は、住宅街にあるマンションの1階にあります。外観は少しレトロな感じで目を引き、店内はかわいらしい雰囲気。

シェフパティシエの長島正樹さんは、チョコやキャラメルの甘みから苦みに変化するところが、「魔法」にかかったような魅力を感じ、パティシエになったのだとか。キャラメルがおいしいお店としても知られています。

コントラストが美しい「オペラピスタッシュ」

「パティスリー・リュードパッシー」のオペラケーキは、ピスタチオ味です。緑・茶・白のコントラストがきれいで、ザクッと食感のスポンジとピスタチオソースが相性抜群!

キャラメルを使うスイーツがスペシャリテというだけあり、オペラのような層状のケーキ「キャラメルサレ」や手作りのキャラメルが人気商品です。「キャラメルサレ」にはフランス産の塩が使われ、刺激のある仕上がりに。手作りキャラメルは5種類のラインナップがそろいます。
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3. 営業は月に5日ほど「パティスリー・カー・ヴァンソン」

「パティスリー・カー・ヴァンソン(patisserie K.ViNCENT)」は、飯田橋駅近くの大久保通りを少し入ったところにあります。軒先の黒いテントが特徴の、ひっそりとした佇まい。テイクアウト専門店で月に5日ほどしかオープンせず、店の前には行列がずらりとできていることもあります。

パティシエは石井 Vincent(ヴィンセント)敬子シェフ。フランスで修業した腕と技を武器に、日本で開催された創作菓子コンテストで優勝。フランスでお店をオープンしたり、有名チョコレート店「ジャン・ポール・エヴァン」に勤めたこともあります。

一番人気の「アメール80」

「パティスリー・カー・ヴァンソン」のオペラケーキ「アメール(Amer)80」は、チョコとムース、カカオパウダー入りの生地が11層にも重なっています。カカオ80%の、甘味・酸味・苦みの計算された大人味。アルコールを使用しておらず、みっちりと詰まった濃厚な味わいながら、あっという間に口の中で溶けてなくなります。

モンブランやタルト、ミルフィーユなど、アレンジの加わったケーキがそろい、ここでしか味わえないおいしさに出会えることでしょう。
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4. パリを思わせる外観「フォション ル・カフェ 日本橋店」

都内に8店舗を構える、フランスの高級食料品店「フォション(FAUCHON)」。日本橋高島屋店には、レストランと販売店があります。黒とピンクの色鮮やかな外観でテラス席が並び、店内は白を基調とするゆったりとした空間。

「フォション」はかつて、“お菓子界のピカソ”ピエール・エルメ氏がパティシエとして在籍し、パリのスイーツの発端は「フォション」にあり、ともいわれるお店です。

ピンク色のロゴとラインがかわいい「カフェショコラ」

フォションのオペラケーキ「カフェショコラ」は、ピンク色のオリジナルのロゴが目を引くひと品。2種類のチョコクリームとスポンジを使用し、チョコレートやコーヒーの香りを重視し、風味豊かなケーキに仕上げられています。トップに乗った黒いプレートは、鮮やかなピンク色のライン入り。

カフェでは、「スフレショコラ」「季節のクレームブリュレ」など、イートインでしか食べられないデザートのセットメニューがあり、味わいながらゆったりと過ごすことができますよ。
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