着色料の「カラメル色素」

お菓子や炭酸飲料などの飲料に使われる「カラメル色素」には4種類あり、なかには発がん性の恐れが指摘されているものがあります。 ただし表示は全て「カラメル」という表記のみで、実際にどの種類のカラメルが使われているのか判断しにくいことが懸念されています。

保存料の「安息香酸ナトリウム」

合成保存料の「安息香酸ナトリウム」は、栄養ドリンクや炭酸飲料などに添加されています。動物実験では強い毒性が確認され、ビタミンCと反応すると発がん物質の「ベンゼン」が生成される点が指摘されています。

自分で見極めて判断することが大事

本来、保存食は化学的な食品添加物を使わなくても作れるもの。家庭で手作りするときには使われないものです。 ただし、便利な食品添加物を使えば大量に手軽に生産でき、日持ちをよくし、コストを下げることができるのも事実です。 つまり、添加物を使わずに食べ物を作るには多少の手間と時間が必要。でもその"手作り"を日々の生活の中で無理なく続けられ、健康面でも安心して食べることができるのであればどうでしょうか。 まずは自分が食べているもの、添加物の意味を理解し、なるべく人や環境の影響を考えて疑わしいものや不要なものは使用せず、どうしても必要なものは最小限の使用にすること。 そんな心がけが大切なのだと思います。
【次回予告】
次回は、この時期におすすめの"手作り"保存食、旬の梅を使った「梅干しづくり」のレシピをご紹介します。少しだけ手間と時間がかかりますが、ご自分で作るとそのおいしさも格別ですよ!
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