ライター : とも

子育てフードライター

「はじかみ生姜」は料理の一部です

懐石料理や焼き魚に添えられている、鮮やかな紅色の食材が何だか知っていますか?「はじかみ生姜」といって、料理の付け合わせとして提供されるものです。

はじかみ生姜の食べ方がわからず、残してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、はじかみ生姜の特徴や食べ方などを詳しく解説します!

そもそも「はじかみ生姜」って?

はじかみ生姜とは、生姜の一種である金時生姜の茎や葉をやわらかくなるように栽培したもの。一般的に「生姜」と呼ばれている「ひね生姜」にくらべると根がとても小さく、茎が鮮やかな紅色なのが特徴です。

焼き魚や懐石料理のあしらいとして添えられているのは、金時生姜を甘酢漬けにしたもので、これをはじかみ生姜と呼ぶこともあります。

金時生姜の葉を切り落とし、茎と根を甘酢に漬けると全体が紅色に変わり、料理を華やかに彩ってくれますよ。

はじかみ生姜の食べ方

※画像はイメージです
はじかみ生姜はどこまで食べて良いのか、どうやって食べたら良いのか迷ってしまう方がいらっしゃるのではないでしょうか?

はじかみ生姜は箸で持ち、白っぽい根の部分だけを食べましょう。赤っぽい茎の部分は硬いため、基本的に食べません。また、口直しのために添えられているので、メイン料理を食べ終わってから最後にはじかみ生姜を食べるのがマナーです。

魚料理に添えられている理由

はじかみ生姜は、魚料理に添えられることが多いです。料理に彩りをプラスするだけでなく、魚独特のにおいを消して口の中をさっぱりさせてくれる役割もあるんですよ。

はじかみ生姜の爽やかな辛みと酸味が、次の料理をよりおいしく引き立てるので、ぜひ残さず食べてくださいね。

はじかみ生姜で和食をおいしくいただきましょう♪

はじかみ生姜は、彩りだけでなく和食をよりおいしく楽しむための役割があります。はじかみ生姜の甘酢漬けは、生姜独特のぴりっとした辛みと甘酸っぱさが絶妙で、口直しにぴったりですよ。

はじかみ生姜の食べ方に迷っていた方は、ぜひこの機会に味わってみてくださいね。

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