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代官山「Baro(バロ)」齋藤さんが通う店は?【シェフが通う店 #11】
第10回で紹介した、隠れ家ワインバー「Baro(バロ)」。店主の齋藤さんが紹介してくれたのは、代田橋、沖縄タウンの一角にある沖縄食材を使ったバル料理店「YANBARU(以下ヤンバル)」。
「初めて食べに行ったとき、本場よりおいしいと思いました。それ以来、よく通っています。沖縄の食材にこだわっていて、どれを食べてもおいしいですよ。」(齋藤さん)
齋藤さんのお気に入り、沖縄食材をバルスタイルで楽しむ店をご紹介しましょう。
「初めて食べに行ったとき、本場よりおいしいと思いました。それ以来、よく通っています。沖縄の食材にこだわっていて、どれを食べてもおいしいですよ。」(齋藤さん)
齋藤さんのお気に入り、沖縄食材をバルスタイルで楽しむ店をご紹介しましょう。
前回の記事はこちら▼
沖縄タウンに潜むオシャレ空間!代田橋「YANBARU(ヤンバル)」
美しいビーチに青い空、魅力的な郷土料理。沖縄が恋しくなったとき、ぜひ訪れてほしいのが、京王線代田橋駅近くの「沖縄タウン」。沖縄料理店やお土産店が軒を連ねるエリアです。
「ヤンバル」があるのは、沖縄タウンの外れ、住宅街の一角。レトロなオリオンビールの看板が目を引きます。
「ヤンバル」があるのは、沖縄タウンの外れ、住宅街の一角。レトロなオリオンビールの看板が目を引きます。
ヨーロッパのアンティーク家具や小物で彩られた店内は、カウンターとテーブルの18席とこぢんまり。フェイクのレンガ壁は、有名テーマパークの外装を担当している方が作ったものだとか。
使われている食器やグラス、カトラリーは、すべて沖縄で購入。ぽってりした厚みと素朴な力強さが魅力のやむちん(陶器)は、作家ものを中心にそろえており、器好きの方も楽しめます。
使われている食器やグラス、カトラリーは、すべて沖縄で購入。ぽってりした厚みと素朴な力強さが魅力のやむちん(陶器)は、作家ものを中心にそろえており、器好きの方も楽しめます。
沖縄愛いっぱいのオーナーとシェフ夫婦
オーナーの野崎 洋平さん(写真右)は、実は福島県出身。初めて沖縄を訪れたときから魅了され、東京の専門店で沖縄料理を学びました。
沖縄の魅力を伝えたいと、代田橋に沖縄料理店をオープンし、現在「ヤンバル」のほかに2店舗を営業しています。
沖縄の魅力を伝えたいと、代田橋に沖縄料理店をオープンし、現在「ヤンバル」のほかに2店舗を営業しています。
シェフを務めるのは、奥様の由梨子さん。「ル・コルドン・ブルー」といったロンドンの料理学校で学び、帰国後に代田橋の人気カフェ「CHUBBY(チャビー)」でシェフとして活躍。
結婚を機にすっかり沖縄に魅せられ、培った洋風料理の技術を生かして、「ヤンバル」で腕を振るっています。
結婚を機にすっかり沖縄に魅せられ、培った洋風料理の技術を生かして、「ヤンバル」で腕を振るっています。
沖縄食材がこんなおしゃれに!?
「ヤンバル」のメニューには、見慣れない名前がズラリと並びます。年1回は、スタッフ全員で沖縄の生産者を訪ねながら、本場ならではの食材を探して仕入れているのだとか。
「なんだろうと食べてみると、思ったよりずっとやさしい味わいがします。そんなワクワクも、沖縄食材の魅力ですね。食べたり触れたりするうちに、こんな料理に合うかなとアイデアがどんどん湧いてくるんです。」とニコニコ話す由梨子さん。
おしゃれなひと皿へ変身した沖縄食材に、「こんな食べ方知らなかった!」と本場の方も驚くそうです。
「ヤンバル」でしか食べられない魅力的な料理を、さっそく紹介しましょう。
「なんだろうと食べてみると、思ったよりずっとやさしい味わいがします。そんなワクワクも、沖縄食材の魅力ですね。食べたり触れたりするうちに、こんな料理に合うかなとアイデアがどんどん湧いてくるんです。」とニコニコ話す由梨子さん。
おしゃれなひと皿へ変身した沖縄食材に、「こんな食べ方知らなかった!」と本場の方も驚くそうです。
「ヤンバル」でしか食べられない魅力的な料理を、さっそく紹介しましょう。
爽やかな沖縄ヨモギが活きた「県産あわび茸とフーチバージェノバのパスタ」
1番人気のメニューがこちら。フーチバーとは沖縄ヨモギのことで、ほのかな苦味と爽やかな香りが特徴。このフーチバーを、バジルを使ったジェノバソースと合わせています。
チーズとナッツのコクが効いたソースが、フーチバーですっきりとしたあと味に。いくらでも食べたくなるおいしさです。
日本各地で栽培されるアワビ茸は、沖縄産も有名。コリッとした食感の身は、肉厚で食べ応えたっぷり。噛みしめると、ジュワッとエキスがにじみ出ます。
チーズとナッツのコクが効いたソースが、フーチバーですっきりとしたあと味に。いくらでも食べたくなるおいしさです。
日本各地で栽培されるアワビ茸は、沖縄産も有名。コリッとした食感の身は、肉厚で食べ応えたっぷり。噛みしめると、ジュワッとエキスがにじみ出ます。
麺は、パスタではなく全粒粉を使った沖縄そばの生麺を使用。ソーキそばの名店で、今は製麺のみを販売している「首里製麺」の特注品です。
コシがしっかりあり、モッチモチの食感がたまりません。少し縮れた麺にソースがしっかりと絡み、最後までおいしくいただけます。
コシがしっかりあり、モッチモチの食感がたまりません。少し縮れた麺にソースがしっかりと絡み、最後までおいしくいただけます。
驚きのやわらかさ「西表島琉球イノシシの炙り」
めずらしい食材である琉球イノシシを使った料理。
琉球イノシシは、山の中でイベリコ豚のようにどんぐりや椎の実を食べて育つので、肉質がやわらかく、脂身にも甘みがあります。また、猟師が罠を使って捕獲し、しっかり血抜きをするため、臭みもまったくありません。
お皿に盛られているのは、たんぱくな赤身と、薄い皮がついた脂身のある部位の2種類。肉とともに供される焼き石で、お肉をあぶり焼きにしていただきます。
琉球イノシシは、山の中でイベリコ豚のようにどんぐりや椎の実を食べて育つので、肉質がやわらかく、脂身にも甘みがあります。また、猟師が罠を使って捕獲し、しっかり血抜きをするため、臭みもまったくありません。
お皿に盛られているのは、たんぱくな赤身と、薄い皮がついた脂身のある部位の2種類。肉とともに供される焼き石で、お肉をあぶり焼きにしていただきます。
アッツアツの石の上でお肉を焼くと、ジュ〜ッという音と、食欲をそそる香りがふわりと。豚肉より濃厚な旨みがあり、何よりそのやわらかさに驚かされます。脂身もしつこくなく、さっぱりした味わい。
ジビエのため捕獲量が少なく、沖縄でもなかなかお目にかかれない食材。ぜひ食べてほしい逸品です。
ジビエのため捕獲量が少なく、沖縄でもなかなかお目にかかれない食材。ぜひ食べてほしい逸品です。
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