一般的なやり方

一般的なこんにゃくゼリーダイエットは、間食にこんにゃくゼリーを食べるようにしたり、食事をこんにゃくゼリーに置き換えたりするというもの。

しかし、食事を抜いてこんにゃくゼリーだけを食べるというやり方は、一時的な減量ができたとしても、必要な栄養が不足し、体調を崩すおそれがあるためおすすめできません。(※1)

おすすめのやり方

おすすめのこんにゃくゼリーダイエットは、15時頃までに間食として食べるというやり方です。

15時前後は、体内で脂肪合成を促すたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」が少なく、間食に適した時間帯といわれています。また、間食でこんにゃくゼリーを食べると、満腹感が長時間続きやすいため、夕食の食べ過ぎを抑えることにもつながりますよ。

なお、間食から摂取するエネルギーは200kcalが目安。1個あたり25gのこんにゃくゼリーなら、8個までにとどめましょう。ほかにも間食を摂る場合は、200kcalを目安に調整してくださいね。(※5,7,8,9)

こんにゃくゼリーダイエットの注意点

注意点

  1. こんにゃくゼリーだけを食べ続けない
  2. こんにゃくゼリーのカロリーを確認する
  3. お腹をくだすことがある

こんにゃくゼリーだけを食べ続けない

前述したように、食事の代わりにこんにゃくゼリーだけを食べ続けることは避けましょう。

こんにゃくゼリーだけでは、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルといった生命維持に必要な栄養素が不足してしまいます。特に、筋肉の材料となるたんぱく質が不足した状態が続くと、基礎代謝量が低下して痩せにくくなるおそれが。

こんにゃくゼリーはダイエットのサポートとして考え、バランスの良い食事を摂るようこころがけましょう。(※10,11)

こんにゃくゼリーのカロリーを確認する

こんにゃくゼリーは低カロリーな食品ですが、たくさん食べればそれだけカロリーも高くなります。商品によってカロリーは違うので、ダイエット中は、栄養成分表示を確認して食べるようにしましょう。

なお、カロリーゼロの商品も販売されていますが、糖質はゼロではありません。糖質制限をおこなっている場合は、糖質量も確認してくださいね。(※12)

お腹をくだすことがある

こんにゃくゼリーに含まれる水溶性食物繊維には、便をやわらかくするはたらきがあるため、体質や体調によってはお腹がゆるくなることがあります。

その場合は無理に続けず、食べる量を減らしたり、一度摂取するのをやめたりして様子をみてくださいね。(※2,4,13)
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