ライター : オリタタクヤ

レストラン「sio」仕掛け人

書いたひと

オリタ タクヤ
sio株式会社で働く仕掛け人。おいしいで課題解決し幸せの分母を増やすために、おいしいをつくるための思考=sioのイズムを宣教しています。料理人でもあり、おいしいものが大好き。

料理をワンランク上に仕上げるグッズを紹介!

そうこうしているうちにいつの間にか年が明けましたが、みなさん明けましておめでとうございます。東京代々木上原にあるレストランsioの仕掛け人、オリタ タクヤこと、シーシー亭オリマンジャパンです(このあだ名について気になる人は個人的に聞いてください笑)。

元々は料理人でしたが、今はこうして文章を書いたりしながらsioのイズムの宣教を行なっています。

昨年は新型コロナウイルスの影響もあり、多くの方が自炊にチャレンジしたり、ハマったりしたのではないでしょうか……!そんななかで、僕たちも自炊のサポートをしようと『#おうちでsio』というハッシュタグをつけて簡単でおいしいレシピを発信してきました。
新年一発目のこの記事では、料理の腕がワンランク上がるようなおすすめの調理グッズをお伝えします。

どれも僕らが実際にレストランで使っている、本当におすすめするものばかり。自炊のモチベーションがアップすることまちがいなしです。では、早速紹介していきます!

1.【ディスペンサー】でサラダが劇的においしくなる!

Photo by オリタ タクヤ

ディスペンサーは、大きなスポイトのようなボトルのこと。僕たちは、調味料をほとんどディスペンサーに詰め替えて使っています。量の調節がしやすく、楽に出し入れができるからです。

ご家庭でもぜひ、ホワイトバルサミコ酢やりんご酢などのビネガーとエクストラバージンオリーブオイルを用意して、ディスペンサーに詰め替えてみてください。

調理法は……?

いろんな種類の野菜や果物をスプーンで食べれるくらいの大きさに切って一度しっかり冷やし、食べる直前に大きめのボウルに入れます。卵やハムなどのタンパク質を入れるのもおいしいです。しょっぱくはない程度に下味の塩を振りかけたら、オリーブオイルとビネガーを2〜3周回しかけ、さっくり混ぜ合わせます。まばらに味付けするイメージ。あとは味見をしながらお好みに調整してください。

お皿に盛ったらできるだけすぐに食べるのがおすすめ。シャキシャキ、ポリポリ、カリカリ、ジュワッと。スプーンですくう度に味わいが変わり、食べ始めると止まらない。サラダにハマることまちがいありません。

2.【ヤマチクのパスタ箸】これを使えば優しい気持ちに……

Photo by オリタ タクヤ

続いてはパスタ料理専用の竹のお箸。パスタの調理では、触りすぎると麺がちぎれたり傷ついたりするので、実はトングは向いていません。そこで、シェフの要望のもと、程よい太さの菜箸をヤマチクさんに用意していただき、そのまま商品化することになったのがこのお箸。ヤマチクさんのお箸は軽くて持ちやすく、ストレスがないんです。

調理法は……?

Photo by オリタ タクヤ

まずたっぷりのお湯に1%の塩を入れてパスタを茹でます。下味がつき、ソースとの一体感が増します。茹でている途中、パスタ箸で2〜3回優しく混ぜる程度でオッケーです。

ちシェフは、自宅で食べるなら1.7mmのパスタをおすすめしています。程よい太さで、1.4mmなどの細い麺と比べてアルデンテが長持ちしますよ。1.7mmのパスタだと、8分10秒茹でるのが極意です!

ちなみに調理中はお箸を使いますが、盛り付け時はトングのほうが掴みやすいので最後は持ち替えます。ギリギリまで優しく扱うことで、パスタにいつもより愛着が湧いてくるかもしれません。少し細かいのですが、余裕があるときにぜひやってみてくださいね。
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